メニュー 閉じる

虫食いの下仁田ねぎとミレユンヌ・ユイルの燻製サバのオリーブオイル漬け

下仁田ねぎと燻製した小さなサバのオリーブオイル漬け

昨年の秋ごろだったか、長年、当農園下仁田ねぎを通じて交流のある東京の食通であるお客様から荷物が届き、その中に 「燻製した小さなサバのオリーブオイル漬け」 というスペイン産の缶詰めが入っていた。

以前、よくオイル・サーディン (いわしのオイル漬け) を下仁田ねぎにのっけて蒸して食べたので、下仁田ねぎの季節になってから食べようと取っておいたが、葱の季節は目まぐるしく忙しく、シーズン終了間際で思いだして、食べることに。

缶蓋に貼られたシールをみたら、賞味期限は 2024・10 だった・・・。
さらに、シールには、「ミレユンヌ・ユイル」 と記してあって、何だろうと調べたら、高級オリーブオイルなどを取り扱うフランスの会社だそうで、これは食べておかないともったいない。

さそっく蓋を開けたら、いつものイワシに比べ大きかったが、缶のなかのオリーブオイルをたっぷり入れ、ネキリ虫にかじられて売れない太めの下仁田ねぎを切ってフライパンに並べ、薫製サバを適当にのっけて、蒸し焼きに。
考えてみれば、燻製したサバをまた蒸し焼きするのは蛇足のようでもあったが、蒸してトロトロになったオリーブオイルまみれの下仁田ねぎを食べるのがメインなので、細かいことはかまわずに実食。

下仁田ねぎと燻製した小さなサバのオリーブオイル漬けの蒸し焼き

口の中にひろがるネットリ&スモーキーな味わい 、バター醤油の蒸し焼きより濃厚で、後引く感じも強い。
ご飯のおかずよりも、バゲットと一緒に食べたほうが合いそうな感じ。

で、食べ終わって思いだしたことがあった。
自分の腹は、古いオリーブオイルに弱いということ――。
ひどくはなかったが、やっぱり腹をこわした・・。

Posted in ネギメモ

関連記事

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です