毎年、10月の上旬ごろは、下仁田ネギに出来にヤキモキしている。
納得できる感じに育っていなくて、がっかりしていることの多いのが、だいたい毎年10月上旬ごろなのだ。*1
けど、結局、11月下旬から12月になって掘ってみると、たいてい太くて良い葱になっていた。
自分は、ひょっとして下仁田ネギの神様に愛されているのか、とちょっと思ったりもした。*2
不作で、地元のテレビニュースや新聞に大きく取り上げられた去年も、自分の葱畑はそれほど悪くなかった。
むしろ、掘ってみて、思った以上に良かった。
――で、ことしはと言うと、
9月下旬、山の上の下仁田ねぎ畑で作業していたら、ウォーキングしていた知らない中高年の女性から、
良い葱畑ですねー、と声をかけられた。
いやぁ、まだまだです、と返したら、
散歩で、この辺をぐるっと周っているけど、この辺で一番いい葱畑ですよ、と言われた。
翌週くらい、里の別の下仁田ねぎ畑でSNS用に、軽トラの荷台に乗って写真を撮ろうとしていたら、散歩していた見知らぬ年配の男性から、
「すごい葱畑だねー」 と声をかけられた。
いやぁ、まだまだです、と返したら、
ことしはどこも (葱が) 悪いから、立派なもんだよ、すごいよ、と言われた。
山の上の2枚のうちの一枚と、里の2枚のうちの1枚の葱畑がそれぞれ別の人に褒められた。
それでも、里のメインの葱畑が良くなかったから、油断とか慢心はなかった。
けど、こころの奥底で、良くない畑も最終的はいい葱になる、と信じていた。
――結果、11月下旬に本格的に掘り出したら、良くなったのは葉っぱだけで、白根は絶望的に育ってなかった・・・。
褒められた畑も、それ以降、だんだん悪くなったり、最後の伸び (最後の半月で1サイズくらい大きくなる) が見られない。
自分は下仁田ねぎの神様に見守れている、と心のどこかで思っていたが、そんなことはなかった・・。*2
*1)関連記事
*2)ネギの神様の過去の関連記事をリンクしようとしたけど、ヤフーブログからアメーバに引っ越しの際、行方不明/消失した記事のひとつだった。
フェイスブックに短く簡単に書いた同記事があったので、コピペしました。
2018年11月24日 ·
【下仁田葱の品評会で初入賞した日の夕、疲れて果てて近所のラーメン屋へ。
店主おすすめの品を「うす味」で頼み、餃子をつまみながら待っていたら、店のおねいさんが「お待たせしましたー、ネギがハートになってますよー」とハートになったネギのラーメンが目の前に。つかれていたので、ネギに愛されているような気分でラーメンをすすった。】
とアップしたところ、会ったことがないけど食品(納豆)関連の業界のFBメイトの人から、
【お疲れさまでした!
ネギの神様が見守ってくれてますね。。】
とコメントがついた。
以来、自分の肩とか頭上に下仁田ネギの神様がいるかもしれないな、と思うようになった。
(消えてしまったけれど)