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小布施で爪の垢を煎じて飲む

 

宿をとった七味温泉から北西方面に向かって下っていくと小布施町に行く。
小布施には、15年くらい?前に、道の駅しもにた協力会の視察旅行で行った。

当時は、まだ東京から戻って数年の、血気盛ん、熱く燃えたぎっていた頃で、帰りのバスに乗り込む際、同行していた役場職員から、「〇〇さん(わたしの苗字)、小布施はどうでした?」 と笑顔で聞かれ、「小布施なんて、栗ひとつで観光バスやら観光客でにぎわっているのに、下仁田はなんだ、ネギとコンニャク、2つも名産品がありながらぜんぜん盛っていない。役場も小布施を見習って本気でやってくれ」 と嚙みついた。

あらためて小布施に来てみて、相変わらず、観光客であふれている。
栗関係の食べ歩き以外これといって見どころのない、ちっぽけな町だが、葱とコンニャクと世界遺産 (冨岡製糸関連の荒船風穴) と国定公園 (妙義荒船国定公園) のあるわが下仁田町より、比べるのがみじめになるほど賑わっている。
(自分はもう、威勢よく吠える気力がなくなっている)

※冒頭画像は、陣屋小路。以前、写真を撮った場所で、今回も。

↓画像は、小布施堂・「えんとつ」、モンブラン朱雀の専門店。

 

さて、小布施という町の品位・風情を押し上げている、キーというべき小布施堂 (および小布施堂界隈) の有名な 「モンブラン朱雀」 だが、ミーハーなカミさんと違い、テレビに出たとか大人気とか女子が行列するような場所は本来イヤだけれど、小布施ブランドのコアの部分を、爪の垢を煎じて飲むように食べてみるのもわるくないと考え、10時半から整理券の受付が始まる列に40分前から並んでみた。

感想は、濃厚といえば濃厚で、栗そのままと言われれば栗そのままの感じだし、スイートポテトのようなサツマイモ感もあるし。
とにかく素材が前面に出ていて、お菓子感、デザートスイーツ感は薄め。
カミさんは満足していたようだったが、栗そのままの風味を味わうのなら、栗喰えばいいじゃん、もっとクリーム多めがよかったな、と個人的に思った。

 

 

その後、長野市内へ車を走らせ、レコード屋(GOODTIMES) へ行って1枚買い、『信州 雪蔵熟成そば 音菜』 というところで、人気3種つゆセットをすすって、小布施に戻り、リンゴ (シナノスイートとシナノゴールド )を買って帰る。

Posted in 百姓二揆(ヒャクショー・ニッキ)

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