志賀高原ガーデンテラス

高いところが苦手だ。
東京タワーだのあべのハルカスで、展望階に行ったとき、腰が引けて真ん中から動かなかったくらい。
ジェットコースターなどの乗り物も、腸がヒヤヒヤして気持ち悪くなるから乗らない。
そういう人間だけれど、なぜかロープウェイ、ゴンドラ、リフトの類は大好きで、旅行の際、目的地の周りにあれば必ず予定に組み入れる。
今回、長野高山村の七味温泉に宿を取ったので、ちかくの、3本のゴンドラを乗り継いでいく ”志賀高原ガーデンテラス” に紅葉を見に行ってきた。

上画像は、途中トイレ休憩で立ち寄った、硫黄のにおいが漂う万座温泉の空吹。赤茶けた地肌が火星っぽくて、毎回写真を撮ってしまう。

予定日を週間天気予報でずっとチェックしていたが、晴れ日つづきで安心していたら３日前くらいに雨予報に変わり、前日にはふたたび晴れ予報になり、当日、発着地である志賀高原・山の駅についたら濃霧＆霧雨だった・・・。
天気予報のクソ野郎！と心の中で叫び、腹立ちついでの勢いで往復チケット（ひとり３０００円）を買う。
ゴンドラに乗りこんだら、足下の紅葉だけでも楽しくなってウキウキしてたら、３つ目のゴンドラで登り上げる途中から青空が見え始め、標高２０００ｍの頂上駅／志賀高原ガーデンテラスに着いたら、気分も晴れるほどの清々しい空が広がっていた。（うひょー！）

後ろを向いて下界を撮る↑

進行方向（天空）には青空が↓

頂上カフェで昼食を済ませ店内を出る際、若い女性スタッフから「１日中、こんなにきれいに雲海が見えるときは珍しいので、是非いっぱい見ていってください」と声をかけられた。
雲海は、写真に撮っても（真昼間の逆光だったし）、遠くに浮かぶ青い北アルプス？や跳ね上がったり沈んだりする雲の表情など良い感じに撮れなかったが、声掛けしてくれたおねえさんに敬意を表し、たっぷり目に焼き付けた。