昼の残暑&夜の雷雨が連日つづいた9月初旬、里の一番広い メインの下仁田ねぎ畑の、老父の作っている分 (東半分) の葱畑の葉が見る見るうちに白くなった。
※上画像は、老父の葉が白く (黄色く) なった下仁田ねぎ
画像・下、縦線の左側が老父の葱畑。
矢印の上、白くなっているのが老父の葱畑。下が自分の葱畑。
程なくして隣接というか地続きの西半分である自分の下仁田ねぎ畑の葉も、あっという間に立ち枯れのごとく白くなった。
まわりの、他農家の下仁田ねぎ畑の葉は青々としていたから、はじめの内はわけがわからなかった。
スリップス (ネギアザミウマ)やヨトウムシなどの害虫によるものではなく、夏の植え替え (2回目の植え替え) 後、夕立などの降雨が数日間ないと、葉がまっ白になるが、それと見た感じが似ていた。
他の下仁田ねぎ畑とウチの下仁田ねぎ畑の違い (下記リンク先参照) や状況を考え、高温と過湿により根が弱っているのが原因ではないかと自分なりに診断し、早く手を打たないと大惨事になる――、とりあえず根腐れに効くと言われている 『粒状 チャンス』 という 15kgで一袋 6000円ちょっとする 高価な副産植物質肥料を4袋購入し、根元に蒔いて中耕した。
農業用薬剤ではなく根を活性化させる植物質肥料というのもあり、効果の期待はたいしてなかったが、こういうときに色々試しておくのは、後々経験値として残るので、ジタバタする派だ。
(老父もそうだが、夏の植え替え後、根腐れなど土壌感染する病気が出始めると、もう何をしてもダメなので、ムダな金と労力をかけない、ジタバタしない派が多い)
応急処置をして数日たってもあまり変らなかったから、畑一枚・全滅も頭の隅に入れ、別の2つのエリアにある下仁田ねぎ畑に力を入れた。
そうして気温が秋らしくなってきた9月下旬、葱に新しい芽が伸びてきて色が出てきた。根が動き出した。
自分の方だけでなく、老父の葱も色が出てきたので、処置の効果 (肥料の効果) というより、温度の低下による回復という感じで、結局はジタバタしなくてもよかった結果に・・。
ひとまず、ひと安心。
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今回は手掛けた物の効果というより自然に時期が来て回復という事も、ジタバタと手を掛けたものと掛けなかった物とを比較できたのは今後の財産ですね☺
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>開晃パパさん
👍