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ハチと覚悟

 

まだ夏の植え替えを始める前のある夜、アミ戸からものすごい羽音がときおり聞こえ、カナブンか大きな蛾かと、アミ戸をのぞき込んだけれど、わからなかった。
そのアミ戸、アミの下の部分が隅から破れてめくり上がっているのを布テープで止めていたけど、レールも破損していることもあり、今年は新しく買い替えようと思い、寸法を測るため外へ出ようとアミ戸を見たら、上の隅にスズメバチが――。
すぐさま、ちかくにあった「アミ戸用キンチョール」を目いっぱい吹きかけたが、弱るそぶりもなく庭木の方に飛んで逃げて去った。
「アミ戸用キンチョール」をみたら、蚊・蛾・カメムシ用だった、どおりで。
 

画像は、スズメバチが作りかけてた蜂の巣。

数年前、庭木の枝を伐っていたら、枝の中に水ヨーヨー風船くらいの蜂の巣があってびっくりしたし、一昨年あたりは農具を入れてある物置の庇にちょうど巣を作っていたアシナガバチに、知らずに手を刺された。
田舎に戻ってから農作業中にミツバチに3回くらい、草むらに小さい蜂の巣を作っていた黒い小型のハチにも刺された。
アウトドアな職業柄、数年毎にハチに刺されているから、免疫ができているんじゃないかと思っていた。
だが、書くにあたって、アナフィラキシーを調べたら、自分の思っていたことがお花畑だったことがわかり、愕然とした。
加齢によるものかどうかわからないが、このところ年々アレルギー反応が過敏になっている感じで、ダニなどの虫刺されも一度刺されるとカユミが2~3週間くらいずっと続く。
(蜂の場合は刺されると1カ月くらいカユミが止まらない)
中山間地の田舎住みで、手入れの行き届かない庭木がたくさんあり、仕事は毎日野外の作業、これから先、蜂に刺されない可能性はゼロに近い。
そうならないように祈るが、そうなってもこればかりはどうしようもないと覚悟しておくことも必要なのかもしれない。
 

Posted in 低頓の下仁田暮らし

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