きょう、道の駅に納品に行った際、同じく葱の納品に来ていた自分より年上の伝統栽培農家に会ったので、「くたびれますね」 と挨拶がてら声をかけたら、「東京の読売に広告出してるん?」 って言うので、「え? 何のことですか?」 と返したら、東京の親戚筋から、読売の広告に、下仁田のネギ名人 ○○○ (←私の姓) の下仁田ねぎ 3kg4500円、と出てたとのことで、当農園はまったくあずかり知らぬところだから、まったくわかりません、と答えた。
当農園名が勝手に使われることより、自分が挨拶がてら声をかけなかったら、「東京の読売の広告で、ネギ名人 ○○○、下仁田ねぎ3kg4500円って出てたみたい」 から、「あいつは、東京でネギ名人を名乗って、高く売っているみてーだよ」 に裏で変わって 、そのうち悪意のある尾ひれがついて、「あいつは、東京でネギ名人を名乗って、勝手に一本千円で派手に売って儲けてるって話じゃん」 とか言われ放題になる可能性もあったから、とりあえずはよかった。
で、書いているうちに思いだしたが、近所に親戚でもなんでもない同姓で年上の、商店から農園に変わったネギ農家がいるけど、彼の方が出したのかも知れない。
帰農したての、生意気だったころの自分の言動の何かが気に障ったのか、近所で同姓でも、あまり交流がないからわからない。
彼は、自分が帰農する以前、葱の会議に出ていたらしいが、会議の途中で勝手に退席してしまったという話を老父から聞いていたけど、その後、別の伝統栽培農家の重鎮の一人から会議で勝手に途中退席したのは、同姓で年上の彼ではなく、いつのまにか同姓の私にすり替わっていて、「会議の途中で出ていった野郎・・・」 とカン違いが広まっていて、まいった。
田舎で、目立つ (目立ちたがり屋ではなく、他人と同じコースを走れないタイプ) & 交流がない (内向型) と、いろいろとたいへんなのです。