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下仁田ねぎ・夏の植え替え日誌 ~ その14 / 株間と作間、移植とネギ山

夏の植え替えは、春に仮植えした苗が成長して畑が窮屈になったところで、ネギを掘り起こし、株間 (ネギとネギの間) と作間 (列の間) を成長に合わせて広げる作業で、春の仮植 (かしょく) に対し、本植 (ほんしょく) と呼ばれています。
(春の仮植えは、苗同士を競わせるため、間隔を狭く植えますが、植えっぱなしの農家は始めから幅広で植えます)

 

上画像、春の仮植えは12穴ですが、夏の植え替えではピンも太く大きなって8穴に替えます。

 

作も、トラクターのロータリーひと起こし分、春は4作入りますが、夏は作間が広がるため2作になります。

単純計算でも4作分を2作にするので、植えられない若ネギがたくさん出るわけですが、そのために空きスペースを作ったり (下記リンク先・参照)、他の畑に移植したり、畑の隅に捨ててネギ山にしたりします。

 

 

春は保険もかねて多めに植え、夏に大量に捨てることになりますが、その際の選別は、大小なら大、縦横なら横、を選択します。

 

上画像3枚、左側が植える若ネギ、右側の横ではなく縦に長いのは捨てるネギ。

※本場で、葉っぱが長くツンツンしたようなネギが畑にあると、みっともないので、いくら太くて立派てもなるべく捨てるようにします。

 

ことしは苗の成長が良いので、移植もネギ山もタップリで、植え替えに時間がかかっています。

 

 

 

Posted in 百姓二揆(ヒャクショー・ニッキ)

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