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高い肥料と安い農具

 

以前は、一袋(20kg)2500~3000円の間くらいだった 「下仁田ねぎ専用肥料」(有機化成) だが、去年あれよあれよと値が上がり続け、ことしは4350円。

去年、ブログに書いたときは、3960円だったから、あれからさらに390円もアップした。

 

 

そんな高級品の 「下仁田ねぎ専用肥料」 を蒔こうと、肥料桶に入れて畑に入ろうとした瞬間、「あっ!」 という間もなく、肩ひもが切れて桶が落下、肥料の一部が畑の隅にこぼれ出た。
「はぁ・・・・」 とため息を短くついて、こぼれ出た肥料をすくって、できるだけ桶に戻す。

高価な肥料がもったいないという気持ちよりも、これだから中国製の安物は嫌なんだという怒りの気持ちが強い。
というのも、これまでさんざん中国製の農具で懲りているからだ。
肥料桶もこれで2個目だが、金具が外れやすく落下しやすいから金槌で金具を締め付けたり、簡単に外れないように工夫しないと使えない。その金具もすぐに錆びついて壊れるし、プラスティックの桶部分も割れやすい。
背負い式の肥料散布機も強度や接続部分が甘いので、買ったその日に不具合が出たが、ホームセンターに行って交換してもらっても、全部が全部、その手の低品質だから時間が無駄になる。ダメ農具に合わせ、いろいろ加減しながらダマシダマシ使っている。手動の農薬散布機もまったく同じ。

購入してすぐに不具合が出て、その後、ダマシダマシ使って2年くらいでゴミになるのが中国製の安い農具。

だから、高速道路のサービスエリア内の食事における、一般的なフードコートと高めゾーンのレストランのように、安価な中国産と値の張る国産と選択肢がほしいのだが、ほぼ中国産しか置いてない一択の状況なので、非常につらい。

たとえば、料理人や美容師が包丁や鋏にこだわるように、自分も長年使えて安心できる農具で仕事がしたいのだ。

以前、書いたブログで、中国製の農具(フォーク)から国産に替えた農具(フォーク)は10年くらい使っていて、まだまだ使えるというか一生、使えそう。
ストレスのない農具は、やっぱり最高。

Posted in 百姓二揆(ヒャクショー・ニッキ)

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