ひとつ前の記事で、下仁田ねぎ苗の葉っぱをちょん切るのは春の強風対策として、と書きましたが、それ以外に、長いままだと作業しづらい (ボ~ッ と しながら植えていると、葉先が目に刺さりそうになる)、という理由もあったりします。
実際、帰農したてのころ、猛スピードで植えていたとき、うっかり目のわきに葉先がぶつかったことが2度ほどあり、もし刺さってたら・・・。
画像は、厳冬期の下仁田ねぎの葉に刺さった、他の下仁田ねぎの枯れた葉先。
さて、刺さるといえば、ここ数年、「ささる」 という言葉をネットやテレビでよく見たり聞いたりしている。
心に刺さるっていう意味で使われているわけだけれど、個人的には、心に響くよりももっと強烈で鋭利な言葉などが、心の奥底に突き刺さるイメージがある。
のどの奥に刺さる魚の骨とか、痛みやショックを伴うくらいのイメージが 「ささる」 には、ある。
で、先日、テレビをながら見していたら、よく知らない芸人が、「ちょっと今の、ささった!」 と、「ピンときた」 くらいのニュアンスで言っていた。
ささり具合が浅い、ひょっとしたら刺さってないくらいな感じ。
とまあ、ささったわけではなく、ちょっと引っかかったので書いてみた。
ちなみに、関係ないけど、北海道弁の 「おささる」 の意味が、調べてもいまひとつピンとこない。