野球は、親父が野球好き (野球チームの監督をやってたくらい) というのもあって、好きではないけれど、WBCの決勝を半分寝ながら見た。
というのも、下仁田ねぎが終わったと同時に、畑に保存していた里芋や頭の芋 (とうのいも) の掘り出しを続けてしていて、あと一日で片づくという日に身体が不調 (微熱) になった。
疲れが一気に吹き出たのか、思いきって午前中は仕事を休もう、と決め、リビングでゴロンと横になった。
無音だと寝入ってしまいそうだったから、テレビをつけた。
前日、夜更かししてWBCの野球をみていたカミさんが、のこのこ起きだした。
見たい番組などまったくなかったが、世間の波にのまれてWBC日本戦を見ているカミさんへのサービスで決勝にチャンネルを合わせた。
ゲーム観戦での、あの耳障りなトランペットなどの鳴り物が、米国に移ってから控えめになったのが、非常に良かった。
半分寝ながら見るのに、ちょうどよかった。
で、朝8時からダラダラ見始めて、途中寝ながら、終わったのが11時過ぎ・・。
ゆっくり身体を休められたが、試合時間が半日!・・ってことに、あらためて驚いた。
”世界一” に水を差すようなことを書くのも、どうかと思うから、今回見て (半分寝ながらだけど・・)、良かったところを書くとする。
日本のユニホームが自国ブランドだったこと!
自分は野球ではなくサッカーをよくみるが、常々嫌なのが代表のユニフォーム、毎回毎回ひどいデザインで、きついと感じる。
アディダスの肩の狭い角々したパターンや、チマチマと取って付けたようなデザインがどうにもダサくて、毎度毎度苦手。
比べて、ナイキの後ろ身頃のパターン (首から肩にかけてのラインとか) がモダンで美しく感じる (ブラジル代表など)。
サッカー日本代表は、ジャパンウェイと称し、日本サッカーの日本化を進めているようだが、監督を日本人にこだわるのもいいが (モリヤスサッカーは退屈でこの間のウルグアイ戦も途中で見るのやめた)、ユニフォームも自国のスポーツブランド (アシックスだのミズノだのデサントだの) で勝負すべき、と思っていたところ、WBC日本のユニフォーム (アンダーシャツの襟のところ) に、ミズノのランバードマークを見つけ、おーっ、すばらしい!となったのだった。
その他、剣道だの武道における、”礼に始まり礼に終わる” (お願いします、ありがとうございました) の精神が、野球にも見え (少年野球や高校野球のそれに比べて、うっすらだったけど)、すがすがしさこそがかっこいいと思った。