下仁田ねぎとパプリカ・ペースト

古い下仁田ねぎのお客さまである東京の M さんから、パプリカ・ペーストをいただいた。

M さんとの出会いは、帰農して５年くらいの頃だったか、突然、M さん夫婦は、農園（作業場）にやってきた。
なんでも、道の駅 『しもにた』 で、地元の人に 「どこの下仁田ねぎが一番おいしいの？」 と聞いたら、ここだと言うので買いに来た、ということだった。

それから毎冬、妙高へスノーボードしに行った帰りに、ウチに寄って下仁田ねぎを買っていってくれるようになった。
人見知りなわたしと違い、オープンな性格の M さんの紹介で、都内の著名なフレンチ・イタリアンレストラン、有名料理学校・洋菓子界のエライサン宅などに当農園の下仁田ねぎを送ったし、食通の M さんらしい、めずらしい食べ物や飲み物をずいぶんいただいた。

で、今回は、セルビアの伝統食品というパプリカ・ペースト。

切った下仁田ねぎの上にパプリカ・ペーストをのっけて、蒸し焼きに。

ねっとりした下仁田ねぎと濃厚なパプリカ・ペーストが、ものすごく上品な味わいで余韻も良し。
（高級フレンチとかリストランテにあってもおかしくない。見た目はアレだけど、ワインなど酒類にも合いそうだし）

今冬に食べた下仁田ねぎで一番感動したかも。
とりあえず、あと1～2回、リピート決定。
（手に入りやすいトマトペーストでもいけそうだが、パプリカ・ペーストより酸味が強いから、実際はわからない）