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九条葱のすき焼き/大阪のネギ焼き

 

京都駅に着いてからの昼は、11年前と同じく、新福菜館の中華そば。(隣のラーメン屋 「第一旭」 も毎度気になる)
昨今のラーメンブームのラーメンほどの味の派手さはなく、かといってパンチのない ”昔ながら” でもない、その土地で長年愛され続けたオリジナルな味。
こしのある麺、チャーシュー、スープは真っ黒だけど、見た目ほどしょっぱくない。
ただ時期的なものか、たっぷり乗った九条ネギがちょっとレタスのように青臭かった(東日本のように白根ではなく、西日本は葉ネギ、青葉を食べる)

 

夜は事前に、京都らしい雰囲気で九条葱料理が食べられるカジュアルな店をネットで調べ、京町屋ごはん・高瀬川くりお というところに行ったが、若い女子がいっぱいで、和風クレープ屋にでも入ったかと思うほどに。

途中、店の場所で迷っていたら、当農園の下仁田葱を取り扱っていただいている、菊乃井・露庵店に出くわす。なるべく取引先でお金を落とすように心がけているが、菊乃井さんは敷居が高すぎてさすがにノコノコ入れない。

 

 

九条葱/賀茂茄子/万願寺唐辛子など京野菜の煮びたし。炙った九条葱が香ばしく甘くて旨し。

 

九条葱と黒毛和牛のすき焼き。
自分の腸は牛脂に弱いのか、すき焼き食べると腹を壊す確率が高く、今回も翌日・・・。(前々回記事参照)

 

美山の「平飼い地卵」で食べる九条葱と黒毛和牛のすき焼き。
九条葱の青葉が噛みきれず、ニラのように葉に挟まること2箇所、店員に楊枝をお願いした。
 

名物だという葱ゆず雑炊。
配膳時、なんの説明もなかったので、ユズは絞ったほうがいいのか聞きに行ったら、そのままでいいとのことだった。おいしかったが、想像の範囲内。
 

大阪で食べたネギ焼き。
腹の具合が不安定だったこともあり、味付けはソースではなく、あっさりの醤油に。
葱農家だから、お好み焼きではなくネギ焼きにしたわけで、べつにネギ焼きが食いたいわけでも好きでもなかった。なので、なんの期待もしてなかったが、口にしてビックリ。
東京の居酒屋などで口にしていた可もなく不可もないネギ焼きとはぜんぜん違った。出汁の効いたふわふわの玉子焼きを食べてるような具合で、本場はぜんぜん違った。腹の調子がわるいのに美味くてパクパク食えた。ネギ自体はとくにどうのこうのは無し。
 

ねぎマヨたこ焼き。
たこ焼きも普段口にしているのとは、美味さが違った。タコも衣 (皮?生地?) も柔らかく、ジューシー。ネギ焼き同様、本場のすごさを実感した。ネギ自体はとくにどうのこうのは無し。

 

おまけのカール。
たとえば、近くのスーパーやコンビニでコレがあっても絶対に手を出すことはないのに、いまや西日本でしか売ってないというだけで買ってしまったという・・・自分の小市民感・・・。
♬ そ れ に つ け て も (なつかCM曲)、って感じで1袋手に取ったら、別行動してたカミさんはなんと3袋買ってた・・・。がさばってしゃーないし、なんか恥ずかしかった・・・。
 

まとめ。
下仁田ねぎ農家なので、ネギ中心の食レポを記したが、本場・宇治で飲んだ抹茶、本場・大阪のたこ焼き/ネギ焼きの圧倒的な感じに、下仁田ねぎの本場の伝統栽培農家として、どうしたら他地域産や下仁田産でも省力栽培(慣行栽培/植えっぱなし)物の下仁田ネギとの違いを知らしめることができるのか、いろいろ考えてしまった。
とはいえ、本場の違いを確認できたのはとっても良かったし、刺激になった。
 

 

 

 

Posted in ネギメモ

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