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下仁田ねぎ・夏の植え替え日誌 ~ その3、夏の植え替え用メガネ

 

蝉はまだやかましく鳴き始めてないが、充分、いつもの夏だ。
今年は、春が梅雨のようだったから、夏が一か月早くきたって不思議はない。

夏がくれば、本場・下仁田では二回目の植え替えシーズンだ。
夏の植え替えになれば、メガネもそれ用に替える。

炎天下での農作業は慣れているとはいえ、どうしたって暑い。
なので、こまめにガブ飲みすれば、顔から汗がポタポタ噴き出す。
(ちなみに、軽トラ車内に置きっぱなしでお湯状態のペットボトル飲料を飲むと、瞬時に顔からお湯の汗が噴き出る)

農家になってコンタクトレンズからメガネに変えたが、下向き作業のため、メガネの内側に汗が溜まる。
その都度、いちいち手袋をとって、首に巻いているタオルでふき取るにしてもキリがないので(次の汗が出るため)、半透明の視界がわるい中でしばし作業することになる。

クラクラしそうな暑さの中、視界もぼやけている状態で仕事をするのは大変なので、4年くらい前に夏の植え替え用のメガネを買った。

 

 

汗水の溜まるフルフレームではなく、ハーフリム・タイプなので、とりあえず顔を上げれば汗は下に流れる。
おまけに、ノーズパッド付きのものなので、内側に熱気がこもって曇ることも少ない。

買った当初は、これで視界のストレスは解消!とほくそ笑んだが、夏はそんなに甘くなかった。

夏は暑く、汗は出るものなのだ。

汗が大量に噴き出るときは、眉毛なんて関係ない。

汗が目に次々入り、目が沁みて沁みて・・。

面倒だけど、その都度、手袋を取って、メガネを外して、頭に巻いているバンダナを目に当てて汗を拭きとって、沁みた痛い目をしょぼしょぼさせながら、植え替えをつづけている。

 

 

Posted in 百姓二揆(ヒャクショー・ニッキ)

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