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下仁田ねぎ苗とテント―ムシ

 

SNSやりたての頃、勉強がてらFBの農作物関連のグループに参加してみた。

出たがりの農家が他愛もない記事を連投していて、うんざりしていたが、あるとき新規就農者らしき人の奇妙な記事が目についた。

野菜に虫が・・・!お尋ねします、どうしたら良いでしょうか?

といったような文が書いてあり、テントウムシの蛹(サナギ)の画像がアップされてあった。

たまげた。

テントウムシは農家にとって害虫であるアブラムシを食べてくれる益虫だ(たいして役には立たないけど)。
テントウムシさえ知らない人間が農業するのか・・・。

さて、いま時期は苗床の下仁田葱苗にたくさんテントウムシの幼虫やら蛹やら成虫やらがいる。
 

 

画像は、上が幼虫、下が蛹。
冒頭の画像は、羽化したてのテントウムシ。

幼虫や成虫はいいけど、困るのが蛹。

苗を取るときや選別するとき、手早に作業していて、知らずに潰してしまうときがある。可哀想だが・・。

できうる限りは、頑張って救っている。

たとえば、肩やヒジの痛みで寝付けない夜、なにやら外でゴソゴソ物音がし、扉の隙間からそっと覗いたら、玄関前にテント―ムシたちが湿布薬を運んでいた、といった昔話のような恩返しは、もちろん無い。

 

 

Posted in 百姓二揆(ヒャクショー・ニッキ)

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