メニュー 閉じる

本場・下仁田の葱苗

 

去年の春は苗不足でたいへんだった。
その前の冬から降雨が極端になく、そのため発芽や生育が非常にわるく、春の葱植えにとても苦労した。

なので、今年は苗床も増やしたり、雨が降ってから被覆したり、いろいろ念入りにした。
そういうことをすると、例年の少雨の春とは反対に、しっかり降って、苗も順調すぎるくらい伸びている。

去年は途中から中止した葱苗の販売も開始している。
毎年2、3月になるとネギ苗の販売についての問い合わせがあるが、早く植えれば良いというわけではない。
家庭菜園とか作付が少ない人は葱が早く終わり、3月くらいになると、やることがないから畑仕事を早く始める。一人が始めるとつられるようにまた一人始める。

先日も、長野から高速使ってきたんだけど、苗を500本買いたいと、突然来られたが、地温が低くいまま小さい苗を植えるより、充分、地温があがってから、充分、育った葱苗を植えた方が間違いない。
とくに、春夏2回の植え替えをしない、一回きりの植えっぱなし (省力栽培/慣行栽培) なら、遅植えの方がいいと聞く。

自分も以前は、ブログのネタ用に、桜の時期に葱植えしたけど、今は、そうでなくても長い栽培期間、先を争うようにあわてて植えるのより、たとえ一週間でも遅く始めて、その分、身体を休ませるほうを取る。

さて、上記にも書きましたが、本場の伝統栽培で作っている下仁田の葱苗、今年は販売しておりますので、必要な方は下仁田ファーム・小金沢農園、ショッピング頁よりどうぞ。

 

 

 

 

Posted in 百姓二揆(ヒャクショー・ニッキ)

関連記事

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です