以前 「ブラタモリ」 で見て以来、いつか行こうと思っていた立山室堂。
コロナが治まって混み混みのときに行くのはイヤだし、ハイシーズンも過ぎた今頃がチャンスかなと思っていたところ、人気のホテル立山の予約が取れた。
長野の大町から行くか遠回りして富山から行くかずいぶん悩んで、結局、食い物の美味い富山からに。
週間天気予報は、はじめこそ良かったが、だんだん曇り雨マークになり、前日には雨100%予報になって、実際、富山市内のホテルから出る時はすでに本降りの雨だった。
立山駅に車を駐車し、ケーブルカーに乗り、高原バスに乗り換え1時間ほどで立山室堂に。
(途中は雨、ガスガスで何も見えず、着いた頃は標高2400mということもあって雪になっていた)
室堂へは絶景を見にきた。
(本来なら、立山連峰の雄山/標高3003mまで登りたかったが、天候云々というより夏の植え替え時に右のくるぶしを痛めてしまって断念)
絶景は日頃の疲れやら不満やらの鬱屈をすっ飛ばしてスカッとする作用があるから、ここまで来たわけだが、ガスガスで何にも見えない。さむいだけで、気持ちが晴れない。
予報では雨は午前中までで、低気圧が通過した午後からは晴れっていうことだったが、山の天候は変わりやすいってことなのか・・・。
やることもないので早めにチェックインしたら、希望宿泊者には午後16時からガイドによる1時間程度の散策ツアーをやるというので、ガスガスの中でもガイドがいればすこしは楽しめるかも、と思い参加したら、思いのほか参加者 (シルバー多数) がいてビックリ。
まっ白で景色が見えない状況でスタートしたが、ガイドが、「ときおり雲が切れて山が出てくることがあると思いますので、その時はシャッターチャンスです」 と言ったように、徐々に雲が切れてきて、ラッキーなことにうっすらと雪化粧した景色や夕日に染まる美しい山々を拝めることが出きた。
画像左上段: 徐々に晴れ間が。上段中:雪化粧のみくりが池。 上段右: ガスの中、斜陽を背に。
画像2段目左: 夕日の立山連峰。
翌早朝、せっかくなので、氷点下の日の出ツアーにも (凍るほど寒かったが参加者多し、トロリーバス2台)。
画像2段目中; 凍りついた大観峰テラスから夜明け前の黒部湖。 画像2段目右; 思ったより感動がなかった日の出。
画像3段目左; 朝日に染まる立山雄山。 画像3段目中; 氷点下6度、早朝のみくりが池。
日中はアルペンルート、トンネルトロリーバス、ロープウェイ、ケーブルカーで黒部湖まで。
足がすくむような高所が嫌いなため、黒部ダムは行かなくてもよかったが、有名どころが大好きなカミさんに合わせてしかたなく。
高度感のある端っこをさけ、真ん中を歩いたら、なんなく長野県側の展望台まで行けた。(大展望台へは、外の階段ではなく中の階段から)
画像3段目右; 大展望台からの黒部ダム。
画像4段目左; 長野県側トンネル通路。 4段目中; 紅葉というより落葉景色のロープウェイ。 4段目右; 室堂平・見納め。
月曜日だったが、黒部ダム~室堂は修学旅行生(複数校)などで人がいっぱい。
緊急事態宣言開けってのもあってか、室堂のターミナルはちょっとした新宿駅くらい混んでいた。
称名滝へも行ってみたかったが、今回はパスして帰路につく。
ということで、今回の富山・立山旅行を日記風に記録。
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