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夏の植え替えがまだ終わらない

 

本場の伝統栽培である下仁田ねぎの夏の植え替えが、年々しんどくなってきている。
熱中症危険レベルでの作業もあるが、個人的には毎年、身体のどこかしらに痛みが増えたり、痛みが激しくなったりして、身体の不安が拭えない。
今年は、肩、指関節、手首、肘に加え、右のくるぶしが痛みだし、それをかばって仕事をしていたら左膝も痛くなった。

すこし前、朝から身体が重くて眠気もとれず、仕事前に10分ほどリビングで横になった。
そのまま寝てしまわないよう、テレビをつけたら、両腕のない人が口にラケットをくわえ、卓球していた。
足で玉を上げてサーブしていた。パラリンピックなど見たことなかったけど、衝撃を受けた。

あれに比べりゃ、おれの身体の痛いだのつらいだのなんて、甘ちゃんだったな、と、俄然ヤル気が出た。
傷みと疲れででペースダウンしてた作業も、遅れを取り戻すため、1,5倍速くらいでやった。
が、それも2日程度、回復したのは所詮、精神面だけで、肉体的には無理した分、さらに痛みがひどくなった。

たとえば、10年後の自分が見える井戸があったとして、自分はその井戸をのぞき込む気になれない。
たぶん、足を引きずってたりとか身体のどこかしらにダメージを受けた自分が容易に想像できるので、なるべく未来は知りたくない。

それでもまあ、このコロナ禍でまだ東京でアパレル続けていたら、まだ東京で暮らしてたら、想像できないくらいもっとたいへんだったろう。
そう思えば、今の現状はマシだ。

 

 

 

 

 

 

 

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Posted in 百姓二揆(ヒャクショー・ニッキ)

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