つながり疲れと誕生日

先日、ひとつ歳喰った。
過疎高齢化のはげしい田舎の農家なので、職業柄・土地柄、わかい部類に入ったりすることもあるが、旅行先などで撮った写真の中の自分を見ると、思っている以上にくたびれたオジサンでイヤになる。
たまに、不意に年齢を問われると、「あれ、７だったかな、８だったかな」 と自分の年齢を即答できず、アバウトになったりして歳を感じる。

誕生日といえば、フェイスブックを始めたころ、予想外に多くのバースデーメッセージが届いて （それこそ、FB上つながっているけど会ったこともない人からとか） 驚いたが、わるい気もしなかった。
わたしもそれにならい、FBでつながっている人の誕生日には 「おめでとうございます」 メッセージを送った。

毎日誰かに 「おめでとうございます」 と祝福するのは、送る方もおめでたい気分になり、前向きでいいと思っていたが、
ある日、近隣地域に移住し仕事関連でFBメイトなった女性が誕生日だったので、いつも通り、「誕生日おめでとうございます」 とメッセージを入れたところ、「誕生日おめでとう攻撃は、ノーサンキューです」 というような内容のコメントが彼女のページに書かれていた。

ちょうどその頃、仕事関連の知人の誕生日にお祝いメッセージを入れたが、自分のときにはバースデーメッセージが届かず、嫌な気分になったことが何度かあって、そんな子供じみたことにいちいち反応する自分がまたイヤで、ストレスになっていた。

なので、彼女の 「おめでとう攻撃ノーサンキュー」 にハッとさせられたし、たかが誕生日で気分を左右される状況も変えたかった。

で、５年まえから自分のＦＢのプロフィールから生年月日を非公開にした。

以来、自分の誕生日はプライベートになったので、一喜一憂のない普段通りの日となった。
（カミさんの奢りで食事に行ったりはするが）

さて、バースデーメッセージと云えば、前から思うことがある。

以前、このブログで書いたことだけれど、
誕生日に 「お」 をつけるのは、丁寧語ではなく幼児語だと長い間認識しているため、ＦＢで溢れる 「お誕生日」 が歯がゆく感じている。
一応、自分の認識が合っているか、以前書くときに調べ、「お手て」とかと同じ幼児に向けての言葉という記事を見つけ、確証を得て書いたけれど、今回あらためて調べてたら、花屋の広告ページばかりで、わたしの認識と同意見の記事が見つからなかった。

ということは、べつにまちがいではない、ということか・・・。
そうだとしても、歯がゆさはなかなか消えないが・・・。

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