メニュー 閉じる

谷村美術館とトロッコ

 

念願の谷村美術館に行ってきた。

以前から、「行きたい」 リストに入っていたが、場所が糸魚川 (いといがわ。なんで魚が 「い」 なのかわからないけど) というちょっと中途半端で行きづらいところだったため、なかなかリストの上位に上がらなかった。

というのも、わたしのところから糸魚川まで、車で高速つかって2時間半くらい。
周辺に見たり寄ったりしたいスポットも特にないので、泊まりでなく日帰りになる。
美術館でゆっくり過ごしても (展示物も多くないし、館内にカフェ/レストランもない) 1時間もあればOK。
2時間半かけて行って、小一時間過ごして、2時間半かけて戻る、というのがなんとなく中途半端というか、ほとんど車の運転で一日の大部分をつかっちゃって、せっかくの谷村美術館も長時間運転による肩こりと尻っぺたの痛みで霞んでしまいそうで、「行きたい」 リストの中位にくすぶっていた。

が、先日SNSで知人の 「能生 かにや横丁でカニ三昧!」 という投稿を見て、突如リストの上位にハネ上がった。
能生ってどこだろう?、というか何て読むのだ? 調べたら 「のう 」と読み、糸魚川だったのだ!
すぐさま、「谷村美術館に行き、村野藤吾の最後の建築を堪能して、能生でカニ食って帰る」 プランが浮かんだが、どうせなら植え替えで忙しくなるまえに温泉にも浸かって身体をほぐしておきたい。
周辺の温泉宿を調べると、宇奈月温泉が一時間圏内に。
「谷村美術館に行き、美の空間にひたって、能生でカニ食って、宇奈月温泉に泊まって、次の日は黒部峡谷トロッコにでも乗って、帰る」 プランに決定。
(行く日は両日とも曇り/雨予報だったが、美術館もトロッコも雨天でもOK、というのも決定理由のひとつだったが、実際は、曇り/晴れだった)

【画像上3枚】 谷村美術館。建築家・村野藤吾がシルクロードの遺跡をイメージして設計したという外観がうっとりするほど素敵だが、撮影不可の石窟のような内部がまたかっこよかった。

【画像2段右】 マリンドリーム能生。考えてみれば、カニは好きだが、道具を使ってチマチマほじくって食うってのが嫌いだったので、カニ・エビのにぎり寿司に。寿司・刺身もどちらかと言えばあまり好きではないが、あったかいのは別。やっぱり、寿司 (刺身も) は、あったかい方が美味しい。

【画像3段目】 隣接している玉翠園と車で10分ほどの翡翠園。両園とも谷村美術館を手掛けた谷村建設・谷村氏が、「庭園日本一」 の足立美術館の作庭者を招いて造園したというだけあって、「ついで」 だったが、なかなかよかった。

【画像下4枚】 黒部峡谷鉄道トロッコ。『世界の車窓から』 風に撮ってみたが、半分はトンネルで、トンネルはやかましくて寒い。ある程度予想していたが予想以上に寒かった。渓谷ではなく、峡谷というだけあって、V字谷がえぐい。

宇奈月温泉についても書こうとしたけど、くたびれて筆進まず。

余力があれば後日つづきを書きます。

 

 

 

 

 

,
 

Posted in キオクのキロク

関連記事

1件のコメント

  1. ピンバック:低頓と発展中 – 下仁田ファーム

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です