さいきん、「じゃないほう」 という言葉が流行っているのか、ネットでよく目にする。
自分にとって 「じゃないほう」 は、デ・ニーロ、ショーンペンじゃないほうの 『俺たちは天使じゃない』 だ。
つまり、映画 『俺たちは天使じゃない』 と言えば、ボギーの古い方 (1955年) のことで、
デ・ニーロ、ショーンペンの新しい方 (1989年) の 『俺たちは天使じゃない』 じゃないほうの 『俺たちは天使じゃない』 だ。
(めんどうだが、念のため書いておくけれど、沖雅也や柴田恭兵らが出てた日本のテレビ番組 『俺たちは天使だ』 はまったく関係ない)
十代のころ、NHK教育テレビで月一 (最終日曜夜) やってた 「世界名画劇場」 で観て以来、好きで4~5回は観ている。
(以前このブログで 『好きな映画30本』 を書いたが、当然ベスト10に入っている。下記参照)
南国ムードと舞台劇らしい人間臭さがコミカルに描かれていて、メンタルが厭世的になったときなどフト観たくなる。
で、レンタルビデオ屋に行く。
あるのは、99%、自分が観たい方じゃないほうの、デ・ニーロ、ショーンペンの 『俺たちは天使じゃない』 だ。
う~む、それじゃない・・。
ならば、観た気分でも味わいたくて映画の感想をネットで検索する。
出てくるのは、ほとんど自分が観たい方じゃないほうの、デ・ニーロ、ショーンペンの 『俺たちは天使じゃない』 だ。
う~む、それじゃない・・。
おれが観たいのは、デ・ニーロ、ショーンペンじゃないほうの 『俺たちは天使じゃない』 なのだ。
ちなみに、自分にとって、じゃないほうの 『俺たちは天使じゃない』 は一度も観ていない。
『好きな映画30本』 2015-02-23
https://ameblo.jp/pacifique212/entry-12542465646.html
We’re No Angels (1955) – Trailer
https://www.youtube.com/watch?v=COGLBSB7Fwg
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