下仁田にあるたべもの屋は、だいたい一度は入ったことはあると思っていたけれど(最近の一部の店は除く)、ちょっと前、他人のSNS投稿でまだ漏れがあったことがわかった。
その投稿されたラーメン画像 (五目ラーメン) が妙にそそられ、先日、そのノーチェックだった 『福田屋』 に五目ラーメンをいただきに行ってきた。
ゆで卵でも落とし卵でもなく、目玉焼きというのがユニーク、と思ったが食べててあることを思いだした。(画像・左)
若い頃、原宿竹下通りで時計の露天売りのバイトをしていた時期があったが、ちかくの 『天下一』 という中華屋の香港ラーメンが好きでよく食べていた。その香港ラーメンにも目玉焼きが乗っていた。
SNS の、そそられた福田屋のラーメン画像にも目玉焼きが乗っていた。
なんだ単に目玉焼きが好きなだけじゃん、と思われそうでイヤだが、たとえば、ダウンタウン浜ちゃんは、松本言うところのハンバーグや焼きそばに目玉焼きが乗っかっているとテンション上がるタイプらしいが、自分も 悲しいかな 案外そうなのかもしれない・・。
食べているうちに思い出したことは、もうひとつあった。
未入店だと思っていた福田屋、実は子供のころ来ていた記憶がうっすら蘇ってきた。お袋が下仁田の西にある南牧村の出であり、南牧への行き帰りで何度か福田屋で食べたことがあった。
そんな昔からある店だから、いわゆる昔ながらの醤油の味しかしないラーメンかと思いきや、アッサリだけど甘みのあるスープで、ヤング向けの塩っ辛い濃いめスープが駄目なわたしにはとっても良かった。
サービスでネギとリンゴの天ぷらを頂いたが、胡麻油風味でおもしろかった。
で、その日の夕、下仁田の東方面にある藤岡市に用があって出かけ、帰りしな途中の 『ラーメン花道』 へ。
昼もラーメン、夜もラーメンになるけど、以前食べに寄って閉まってたことが何回かあったので、開いてるときに食べておこうと一年ぶりくらいで、塩バターラーメンを。(画像・右)
麺はもちろん、ここのスープも甘めなのでお気に入り。
ということで、その日はラーメンデーとなったが、べつに無類のラーメン好きってわけではない。(目玉焼きと甘めのスープが好きなのだ、たぶん)
※福田屋さんは、蕎麦・うどん・ラーメンと麺類だけで、下仁田で ”売り” にしているカツ丼がメニューにない。
そのハグレ者感に自分が重なって、変なところで共感・共鳴してしまった・・。