わたしは、友達たくさん自慢する人とは反対方向の人間のため、わたしの肩を持ってくれるような人はあんまりいない。
(わたし自身、世の中をうまく立ち回っているヤツよりも、ぶきっちょの人間の肩を持つ方です)
そんなわたしですが、ちょっと自分の肩について、経過を説明させていただきます。
仕事がら、身体の曲がるところはもれなく大体痛いのですが、
去年の夏の植え替え(下仁田ねぎの2回目の植え替え)時に、肩の痛みがひどくなり、
ついには、夜痛みでまともに眠れないほどになったので、地元の医院に診てもらうことに。
高齢の先生はパソコンにおけるマウスのようなものを肩に当て(エコー検査)、
モニターを見ながら、「使い過ぎだね~、肩の筋が、切れてはないけど、すり減ってる・・」
「仕事は? 農業? いくつ? じゃあ後 2、30年使わなきゃならないんだ。う~む・・・」
「・・・治りますか?」
「いや・・、治らない。いずれ切れる・・・」
「・・・・」
「転職するとか、ちがう作物を作るとか考えた方がいいかも・・・」
と言われ、ガックリ肩を落としました。
切れるまでやるか、省力栽培に切り替えてひっそりやるか、葱をやめてなにか別の新しいことを始めるか、などなど、いろいろ悩み考えていたら、知人のKさんがありがたいことに前橋のスポーツ整形外科もある専門医院を紹介してくれ、ネギ仕事が落ちついてきた先日、MRI&診察にやっと行ってきました。
で、診断結果は、傷んだ筋に骨が当たって炎症を起こしたようで、リハビリで骨が当たらないように治療するとのこと。(長年のかがみ仕事で肩甲骨が猫背気味になっているのを広げたり、弱まったインナーマッスルを強くするリハビリ)
地元の医院の先生の見立てでは 「治らない」 ってことだったが、専門医は 「治りますよ。リハビリで駄目だったら、その時は手術すれば問題なし」 と。
拍子抜けした。手術&入院は覚悟していたけど、リハビリ治療だった。
(実際、入院に備えて髪も刈った。で、急に頭が寒くなったら風邪ひいて、通院日にまさかの微熱、でもギリ大丈夫だった)
う~む・・・。
見立てひとつで、ネギ農家をやめていた可能性もあった。
見立ては違ってたけど、処置は正しかったのか(7回の注射が効いたのか *1 )、大した痛みがないまま、今日一回目のリハビリをしてきた。
「ここ、痛いですか?」 「これはどうですか?痛いですか?」 と聞かれるたび、「すみません、痛くないです」 と、なんだか申し訳なく答えた。
ということで、今回の私の肩ごときで、心配してくださった皆さま、申し訳ございませんでした。
ことしも ”下仁田ねぎ作り” できそうです、どうぞよろしくお願いいたします。
※画像は1月のある日、ネギ掘り中に見つけた、ねぎ畑でバッタリ行き倒れたようなカマキリの死骸。
自分も以前だったら、下仁田ねぎ畑で死ぬのなら本望だぜ!ってくらいの気概があったが、いまはもうない・・。
*1 )【姉妹記事】
『風乾とムチンとおれの肩』
https://ameblo.jp/pacifique212/entry-12645944651.html
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安心しました♪
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お騒がせしました(-_-;)