帰農したてのころ、搬入の駐車場から直売所まで、ネギをかかえたまま小走りするわたしを
「ハネが生えているようだのぅ」 と表現した先輩農家のおじいさん *1 が、
夏くらいに亡くなっていたことを先日、知った・・。
帰農した頃のわたしは、恰好もハデだったり言葉も標準語だったり生意気盛りだったので、
煙たがられたり色眼鏡で見られたり睨んで無視されるようなことが多かった中、
そのおじいさんはいつもにこやかな顔で普通に話しかけてくれた。
亡くなる前にもうすこし話がしたかった・・・。
そういえば、一番始めに気さくに声をかけてくれたおじいさんも 4年ほど前に亡くなった・・。
なんだかわたしにとって良い人はどんどん亡くなっていくような気がしないでもない・・・。
合掌。
*1 2009/2/18 『天使のごとく』
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