夜間、雷雨があった次の日などは、無理に植え替え作業をしないで、畑の大草などの草むしりをするのだが、
きのうはまめにチェックできなかったネギ畑のひとつが草ボーボー状態になっていて、一瞬、戦意喪失しかけた。
雨の翌日の、地獄のような蒸し暑さの中、
今度生まれてくるときがあったら断然、雑草のない世界でお願いしたい!
とこころでグチりながら汗と泥まみれで雑草をむしりまくった。
草をむしっているといろいろな虫に出会うが、
雑草のひとつアカザの葉っぱの上にちいさいカマキリがちょこんと乗っていた。
だいたい、虫類が雑草をジャンジャン喰ってくれりゃあ、こんなに苦労しなくて済むのにぃ・・。
子供の頃、畦などの雑草は鎌で刈っていた頃は、バッタもデカかった。
それが除草剤やら草刈り機の普及で、畑周りがきれいになり、バッタもちいさくなった。
その結果、おれはこんなに苦労しなきゃならないわけだ、バッタ野郎。
そんなことなどを考えながら草をむしっていたが、よくよく考えれば写真を撮ったのはバッタではなく、
バッタを喰うカマキリで、我ながらなんなんだ、暑さにやられてしまったか・・・と思ったが、
蒸し暑すぎてそんなことどうでもいいか、と思い直した。
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