先日、毎冬わが下仁田ファームの下仁田ねぎを個人的に注文してくれる、
日本橋の老舗すき焼き屋・伊勢重の若旦那が FBにシェアした記事で、
「そうだよなー。ふつうはそうだよなー」 と強く思ったので、ちょっとその文を書き出してみる。
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今日ご案内するのは朝餉第二弾 「すき焼き屋のまかない飯」 です!!
すき焼きに使用する食材を一緒くたに煮込んで白いごはんの上に乗せる伊勢重のまかない飯。
通常は従業員以外口にすることができない一品です。
今回はアサゲ・ニホンバシ特別バージョンで、温泉玉子のトッピング付き
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「そうだよなー」 とつよく思った箇所をもったいぶらずに言うと、
「すき焼き屋のまかない飯」 です!!
ふつうはまったくその通りなんだけど、わたしの住んでるここグンマーだと、
たぶん 「すき焼き屋さんのまかない飯」 となる。
たいへん気持ちわるいが、自分の職業家業に 「さん」 をつけたがる店や会社が
とっても多いのがわがグンマーなのだ。
(実際、「床屋さんです」 という床屋、「パーマ屋さんです」 というパーマ屋が並んであったし、
「有限会社自動車屋さんで~す」 というものすごい会社もふつうに存在する)
たとえば、トある蕎麦屋の刺身定食が評判になったとする。
で、店自ら、HPやらSNSやらで刺身定食を紹介するためコピー文は、
「蕎麦屋がつくった刺身定食」 ⇒ 「お蕎麦屋さんがつくったお刺身定食」
くすぐったいような甘ったるいような表現になることが多い。
困るのが知り合いのとこの、製品のコピー文に自分の職業家業の 「さんづけ」 や
自分の店のHPの紹介文に 「さんづけ」 をみたときで、
なんだか鼻毛が出ているのをみてしまったときと同じような気分になる。
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