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下仁田ねぎと無事

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はっきりいって、12月が来るのが怖かった。
地元のかかりつけ医には、
「ネギであんまりがんばりすぎないようにね。命あってのものだからね」
「ネギに殺されないようにね」 「7割から8割の力で仕事をするようにね」
などなど、毎回、月の診察の度に、念を押された。(過去記事参照 *1 )
実際、ことしは夜業を一晩もしていないし、
身体を追い込む無理な引き受けも控えた。
(その分、売り上げは落ちた)
1年前の今日――、
御歳暮出荷のピークを越えた20日夜、風呂場で倒れた。
(正確にはちょっとちがう。過去記事参照 *2 )
1年前の今日って言ったって、
数字 (月日) が同じだというだけで、まったく別の日ではあるけれど、
今日を迎えるにあたって、こころの隅では少なからず戦々恐々だった。
が、日中は葱の掘り取りや出荷で、怖がっているヒマなど、もちろんあるわけはなく、
夜も、(ときおりあの時を思いだして気が進まなかったけれど)あえて風呂に入ってみたが、
何事も起こらなかった。
とりあえず今日が無事に終わった。
無事でよかった。
※画像は、鈴木大拙・筆 『無事』。
鈴木大拙館 *3 にて、パッと見、読めなくて、購入対象外であったが、
ひっくり返して、「無事」 の文字だとわかり、即購入。
*1 ) 2017/1/21 『あれから一ヶ月』
*2 ) 2017/1/17 『埋め合わせの迎賓館』
*3 )2017/10/25 『奥能登国際芸術祭2017 + 金沢 ~その5/鈴木大拙館』
【過去の関連記事】
●2017/1/12 『暮れの2回の救急搬送』
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Posted in 百姓二揆(ヒャクショー・ニッキ)

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