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火事とボヤとたいまつ

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下仁田は さいきん火事が多いのですが、
画像は、「えっ?! 下仁田ねぎ畑も火事!」
ってわけではもちろんなく、近所の野焼き好き農家のボヤ燃し。
この農家は風が多少吹いていても、燃やすこと燃やすこと。
(まあ、畑だからどこかに燃え移ることもないのだろうけど)
わたしは以前、火事騒動を起こし  *1 、
検察まで出頭した苦い過去があるので  *2 、
野焼き好き農家の平気でジャンジャン燃やしている光景に
火をなめんなよという気持ちと、かるい嫉妬の混じったアンフェア感とか、
とにかく複雑な思いを抱きながらボヤ燃しを眺めている。
田舎に戻ったころは、熱く燃えたぎる思いが有り余るほどあったのに、
このところは、歳のせいなのか、こころの内から燃えてくるものがない。
なんだか自分自身が燃えカスにでもなったような・・・・。
そんなことを考えていたさなか、今朝、トイレでちびりちびり読んでいる本、
『むのたけじ 笑う101歳』 *3 のなかで、たまたま ” 燃える” 文章に出くわしたので、
書きだしてみる。
それを聞いて、俺は共闘すると決めた。伊井は連合軍の下で 『一歩退却、二歩前進、
労働者農民ばんざい』 と涙ながらに放送した。心が定まった。朝から練っていたが、
俺ができるのは新聞しかないから、秋田へ行って小型新聞を出し自分を作り替える。
苦労しながら勉強するぞと叫んだ。
不思議なことにタイトルは 『たいまつ』 と決まった。用意できるお金は五万円くらいしかない。
五万円で新聞社ができるわけがない。自分を燃やしてやるしかないという気持ちがあって、
新聞のタイトルを 『たいまつ』 だと決意したんです」
ということで、ドアーズの 「ハートに火をつけて」 でも。
(ベタな選曲ですが、ホセ・フェリシアーノのカバー、ダン・ハートマン 「リライト・マイ・ファイヤー」 とか
あるいは画像に合わせて、DJクラッシュ 「KEMURI」 とか、ヒネろうと思ったけれど、
やっぱりストレートでないと 火力が弱いので)
● The Doors – Light My Fire 
 *1 ) 2009/6/27  『お詫び申しあげます。』
*2 )2 009/9/28  『あおられりゃあ、火も吐きますよ』
*3 )  たまたまネットでみた、書評、
河邑厚徳 『むのたけじ 笑う101歳』 (平凡社新書) はまた別の抵抗者像を描く。ポツダム宣言受諾を知りつつ国民に知らせなかった新聞各社の欺瞞に嫌気がさしたむのは終戦の日に新聞社を辞めた。以後、たった一人で週刊新聞「たいまつ」を発行し続け、その休刊後は百歳を超えるまで自らの信念を講演等で訴え続けた。
が気に入って買ってみたが、今のところ読んでいてあまり面白くない。
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Posted in 百姓二揆(ヒャクショー・ニッキ)

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