かんぴょういんげん。
下仁田地方の在来種で、ザ・下仁田野菜のひとつ。
スジはなく、適度に切って味噌汁やおきりこみの中に入れたり、
煮物、炒め物にして食べます。
ムラサキの柄が特徴ですが、中の豆も実ってくると柄が入ります。
(豆は食べてもおいしいし、来年用の種にもなります)
柄は熱を通すと消えて、ふつうの緑色になりますが、
見た目で敬遠されるため、直売所であまり売れません。
通常、その他のインゲンは150~170g入れて、¥130くらいで売っていますが、
カンピョウインゲンは180~200g入れても売れないので、
このところは100円に値下げしました。
たかだが100円ぽっちのものに、わざわざ 「地物野菜」 とか説明文をつけていますが、
「有機栽培」 だののようなマジックワードにはならず、効果はあんまりない(苦笑)
そもそも、カンピョウインゲンなんてネーミングがすでに売れそうにない。
モロッコインゲンとか洋風の名前でも付いてりゃあ、ちがうんだろうけど、
かんぴょうだもんなあ・・・・。
先日も宴会の席で、丸い大きな寿司桶に巻き寿司ならんでいたけど、
カンピョウ巻きは最後まで売れ残ってたし・・。
仮に, 大トロインゲン だったら、馬鹿みたいに売れるんだろうなー。
クレープインゲン とか、なんなら ジャニーズインゲン でもいいし。
考えてみれば人間もインゲンも発音的には似たようなもんだから、
カンピョウ人間 だってアリだし、逆に人間をインゲンに替えて、
透明インゲン、妖怪インゲン、会社インゲン、駄目インゲン・・・、
と、ここまで、きのう書いたのだが、
きょうに限ってカンピョウインゲンが売れた・・・!
大量に残っていたのに完売した・・・!
なんなんだ・・・!?
わけわからん・・・。
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