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南牧・高原の一本岩

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3つ前の記事(8日分)で書いた通り、
というか、書いた後すぐに、鹿岳・北西方面に出かけた。
目的は、高原(木々岩峠)の一本岩。
というのも、一本岩の写真を撮るとどうしても木の枝が、
どこから撮っても木の枝が写り込んでしまうのだ。
だから、鹿岳・二ノ岳と木々岩峠の間の杉の植林地帯が
きれいに伐採されているのを見たとき、あーあそこから撮れば、
木の枝のストレスなく撮れる!と思ったのだ。
で、行ってきたわけだが、以前、行ったときは *1 、
分かれ道を迷った挙句、右に曲がり、暗い杉の植林地帯の急斜面を
ゼェーゼェー言いながら半分くらい登って、やっぱり逆だと気づき、
無駄に体力を消費した過去の苦い記憶がよみがえりつつ、
病み上がりということもあり、あのころよりもはるかに疲れながら、
まちがった分岐にたどり着き、今回も右へ。
暗く重かった杉林はもうなく、抜け感が気持ちが良いほどではあったが、
見上げる頭上の巨岩が転げ落ちてきそうで、ああ、地震でもあったら確実にあの岩が
崩れてオダブツだな、なんて想像したら、抜け感よりも落石が怖くなってしまった・・・。
(左上・画像)
なにかあったとしても、スマホのアンテナはずっと圏外だし(山奥なので)、
アレ以来、ひとりのときはなるべく無茶をしないようといている身だし、
ひさしびりの一人山歩き、楽しむ余裕はまったくなく、
とりあえずトボトボ登って目当てのポイントまでたどり着いた。
が、距離、太陽の位置などから、わたしの腕およびスマホじゃあ、
撮りたい感じ(わかりやすく迫力のある写真。たとえば森のなかにそびえ立ったゴジラのような感じ)
にはならないことがわかるとテンションも下がり、せっかく上ったけど早々下った。
分岐のところで、一応、逆の道にも行き、よりちかくで眺めるもやっぱり木の枝がジャマで、
ときおり斜面の落ち葉に足を取られながら重い足取りで戻り、下った。
左上:写真だとまったく伝わらないが、転げ落ちそうな巨岩(実際、左の白い部分は崩れている)
右上;一本岩の遠景。伐採地のピンクがかっているのはイバラで、けっこうひっかかって痛い。
左下:一本岩ズーム。午後は逆光になると思って1時ごろ行ったにもかかわらず、すでに逆光気味・・・。
右下;分岐・左のポイントから。やっぱり枝がニョッキリ感をうすめる・・・。
 *1  ) 2008/3/11『2本目の1本岩』
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Posted in キオクのキロク

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