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「一番」 とわたしの事情

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去年の暮れ、倒れる前の話。
わたしの出た回の、バナナマンの 『せっかくグルメ』 *1 を見たかみさんが、
番組内で紹介された、「一番」 のタンメンと餃子がおいしそうだったから、
ねぇねぇ後で食べにいこうよ、と言った。
で、お歳暮出荷のピーク過ぎで、かみさんの年内休みの最後、27日あたりに
行こうと頭のなかでざっくり決めた。
行くと決めたら、行ってもないのに頭のなかに文章が浮かんできて、
風呂前にPCのメモ帳に書きとめた。
そのむかし、池袋で店 (セレクトショップ) をやってた頃、
ちかくに、サッポロ一番ではなく、サッポロ三番というラーメン屋があった。
まあ、三番って感じの店だった。
「二番じゃダメなんですか?」 は蓮舫氏のセリフだが、
きょうは下仁田の 「一番」 という店にタンメンを食いに行ってきた。
若いころ、タンメンと言えば、中年サラリーマンの食い物だった。
あの頃、ほとんどの中年サラリーマンの昼は、「タンメン、半ライス!」 だった。
そんなイメージが長くあったので、好きな食い物ではなかったが、
と、途中まで書いて、そのまま風呂に入りに行った。
湯船でつづきを考えていたら、突然、身体全体で 「ヤバイ」 と感じ、
絶望的な気持ちで風呂から這い出た。
(その後は17日の記事の *2 、二度目の部分参照)
湯船で 「一番」 の文章を考えていたときに発症して、
退院したのが、「一番」 に行こうと予定してた27日、
なんだか始めと終わりに因縁めいてるというか、
しばらく自分の中で 「一番」 は脳出血時を想起されるアウトな存在だった。
が、クリアして前に進みたい、食って忘れてしまいたい、
ってことで、先日(1月中頃)、意を決して行ってきたのだった。
上記のとおり、タンメンは得意じゃあなかったけれど、
「一番」 のタンメンは気に入りました。
(上物はともかく、麺が他にない感じで素敵です。
スープもグッドでしたが、塩分控え目の身なので、少しだけ)
ということで、下仁田の 「一番」 は無事、克服したわけですが、
わたしのなかでの 「一番」、下仁田ねぎで一番になりたい (ならねぼ)
っていう願望のような目標は下ろそうと思う。
つづく。
*1 )2016/12/17 『せっかくグルメの下仁田ねぎ』
 *2 )2017/1/17 『埋め合わせの迎賓館』
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Posted in キオクのキロク

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