メニュー 閉じる

あれから一ヶ月

イメージ 1

退院した次の日、高校時代の同級生が
たまたま下仁田葱の注文をしにやってきて、
事情を話したら、「不摂生のしすぎだろー」 って半笑いで言われた。
不摂生が原因で脳出血なら、話はカンタンだ。
不摂生生活を改めれば、再発の不安もかき消され、またがんばれる。
わたしの場合、酒はあんまり飲めないし、タバコも40のときに止めた。
肥満でもないし、運動不足でも不規則生活をしてたわけでもない。
また、入院中、事情を知った別の同級生から、青魚をたくさん差し入れしていただいたが、
青魚も週に何度かは食べていたし、農家だから野菜だってもちろん取っていた。
ラーメン・蕎麦の汁はほとんど飲まない等、塩分の取りすぎにも充分注意を払っていたし、
降圧剤も毎日キチンと飲んでいて、血圧も安定していた。
だから、病名、左被殻出血 (脳出血) と聞いたとき、
なんで?どうして?なにが駄目だったのか?
軽く済んだことよりも、原因がわからないほうばかり気がいった。
原因がわからなければ改善のしようがない。
搬送先の主治医とかかりつけ医師の両ドクターに尋ねたところ、
主要因は、過労とストレスだろうということだった。
過労に関しては、うなずくしかない。
下仁田ねぎの本場として、1年以上かけて伝統の栽培をし (ほぼ年中無休の肉体労働)、
売り上げのほとんどが、お歳暮シーズンである12月に集中するので
(とくに10日~20日は、親父曰く、地獄の10日間)、
その一番のピークのときに血管が切れたのはそういうことだろうと納得。
つぎにストレス。
主治医から、「ストレス」 の言葉を聞いたとき、ピンときた。
20代後半のころ、わたしは「癌」になった。
27の冬に手術・入院して、退院できたのは28の夏の終わりだった。
そのとき主治医に言われた忘れられない言葉が2つ。
「あなたねぇ、運がいいよ。ロシアに生まれてたら死んでたよ」
「あなたの場合は、ストレスをため込んでため込んで、そのため込んだストレスをバネに、またがんばって、
それがまたストレスを生んで、そういうため込んだストレスが身体の弱い部分に出ちゃったんだね」
今回の脳出血も、蓄積疲労による過度のストレスが身体の中の弱った部分 (血管) で出血した、
そうゆうことだ。
これで、日本3大死因と言われる、1.悪性腫瘍 (癌)、2.心疾患、3.脳血管疾患のうち、
2つも制覇してしまった・・・。
まったく、自分の身体がポンコツすぎて泣けてくる・・・。
※ あれ以来、集中力が落ちていて、きのう (20日) のうちに書き終わらず、
きょう (21日) になってしまいました。よって、正確には、あれから1カ月と一日。
あー、雨にも負けない丈夫な身体をもちたい・・・。
.
Posted in 百姓二揆(ヒャクショー・ニッキ)

関連記事

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です