じつは、今回の東北の旅、当初は岩手&宮城になるはずだった。
というのも、宮城県に行っておくべき場所があったのだ。
東日本大震災後に知ったのだが、気仙沼市にわたしの苗字と同じ駅名の、
「小金沢駅」 という海の見える無人駅があったが津波で流失、
その跡地にぜひ行ってみたいと思っていた。
それで、行くにあたって調べたら、現在は国道に移設、
バス停のような感じになっていると知り、
その画像をみたら、行く気が失せてしまった・・・。
替わりに、
内陸の山間部で暮らす者として、やっぱり海はあこがれで、
どうせ海のある県に行くなら、海見たいじゃないですか、
ということで、三陸リアスの名勝・浄土ヶ浜へ。
岩手はとっても広く、あきるほど山を超え、川に沿って、
やっとたどり着いたら、とってもよかった。
絵になるところは、どこから撮っても絵になるので、
なにかとても得した気分になる。(気分120%)
半日くらいボーッと眺めていたかったが、
時間の余裕はなく、ちかくのレストハウスで昼食に。
せっかくの三陸だから雲丹ラーメンを頼んでみたが、
口に合わず、テンション大いに下がる。(気分15%)
画像、上段が宮古の浄土ヶ浜。
テンション下がったついでに、
北の方の海は色が暗くて怖いイメージがあり、苦手だったけど、
せっかくだから、さっぱ船に乗って、「青の洞窟」 に。(左下)
さっぱ船は二人で三千円。かっぱえびせん付き(餌付け用)
その他メモ。
カモメがたくさん、と思ったらウミネコで、
ウミネコは、かっぱえびせん好き。
おそるおそる餌付けトライしてみたら、
やっぱりヒッチコック 「鳥」 状態に・・・・。
画像、下中右は、2日目に泊まった鉛温泉・藤三旅館。
クラシカルな雰囲気の旅館で、立ったまま入る、日本一深い自噴天然岩風呂 『白猿の湯』
(天然岩をくりぬいた湯船の深さは約1.25m) が、なんともナイスで極楽だった。
一昨年は福島・会津に行って、去年は山形・米沢、そして今年が岩手、
これで、震災後、東北の半分は行ったことになる。
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