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ネキリとわたし

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「あ~だりぃ~、まじやってらんねー、成長するのヤーメた!」
っていう、やる気のない若いヤツ的ネギ苗ではもちろんなく、
ネキリムシ (根切り虫) による食害で、ビーバーにやられた木のように根元をかじられ
ブッ倒れている下仁田ねぎ苗。(画像・左)
タダ食いをただ指をくわえてみているわけもなく、
食われたネギ苗のまわりをほじくって犯人のネキリを捜しだし、
見つけ次第、指で潰します。
ことしは、(というか年々、ネキリが増えているような気がする)
とくに多く、梅雨前などヒマを見つけては毎日20匹くらい潰した。
たまに手袋を忘れたときなどは、しょーがない素手でやっつけます。
われながら、野蛮人というか野生化が進んでいるなあと思いますが、
ネキリ虫というのは芋虫状の丸まったヤツなので、
潰す際、ピュッと飛び散る中身を、顔に浴びてしまうことがあり、
そんなときは心の中で 「ひえ~っ・・・」 と叫びながら
5秒くらい畑で固まります。
とくに大きいヤツほど浴びる確率が高いのですが、
ハネがとぶ箇所もオデコとかいろいろあるなかで、
ヤなのが、目と口。
目に入ったら、たまらないものがありますが、そこは眼鏡にあたってセーフ、
次に口、クチあいて作業しているわけではないので、まあ唇なんですが、
それでもやっぱり気持ちの良いものではないわけで・・・。
でもまあ、ネキリ野郎が食っているのはわが下仁田ファームのネギ苗だから、
ピュの中身もほとんどネギのはず、ネギならいいじゃん!
という風にも考えられる。
けど、それならいっそのこと、ネキリのピュには美肌効果があるとか、
日焼けた肌を潤す効能があるとかなら顔に浴びてもいいかな、
というか、そしたら、肌年齢に敏感なマダムが畑に殺到して、
畑仕事しているどころじゃあないな、とバカみたいなことを考えながら、
ネキリをやっつけている次第です。
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Posted in 百姓二揆(ヒャクショー・ニッキ)

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