越後妻有、つまありではなくて、つまりと読むことは、
前々回の記事で書いたが、
つまりとは、奥まった地・どんづまりのつまり、から来ているらしい。
海からもっとも遠い地点の近所である、どんづまったわが下仁田町と
同じ境遇であるが、農文化・農風景に対する意識はまったくちがう。
(わが町のことを思えば嘆かわしく、妻有の農家に対してはうらやましく )
意識のちがいは後日ゆっくり書くとして、
同じどんづまり環境でもちがうなーと思ったのが、ブナ林。
(画像・上段、中・右、中段・左)
そのブナ林には、「美人林」 っていうチャーミングな名前が付いているのだが、
スギ林だらけのわが町の森林とちがって、
たしかにブナの立ち姿や射しこんでくる光がきれいな感じ。
平日の午前中であったが、人もけっこういた。
棚田めぐりが頓挫してしまって (前回の記事参照) 、余った時間は、
アート作品めぐりに変更。
ガイドマップ片手に車を走らすも 「閉鎖中」 の作品ばかり・・・。
( 「最後の教室」 & 「家の記憶」 )
「なんなんだよ・・・」 と
マップの隅をよく見たら、イベント時のみ公開だと。
ガイドマップの作品一覧に写真が他より大きくピックアップされていれば、
常時公開作品と思うじゃん、わかりづれーよ・・・。
アート作品めぐりも頓挫しかけたが、せっかくだから、
もうひとつくらい見ておこうと、「再構築」 という作品のある地へ。
(画像・中段、中&右、下段、左)
ここも、中には入れず、まわりの鏡もいくつか破損していたが、
まあるく小さく点在する鏡が、水を張った棚田のようで、
なかなかよかった。
妻有の小旅行中2日間、曇りのち晴れ間が出たり、雨に降られたりで、
天気によっては帰ろうと思ったけど、雨のあと晴れてきたので、
ついでに、(駆け足で) 清津峡へ。
(画像・下段、中&右)
日本三大峡谷のひとつだそうで、
まぁたしかにハチの巣のような柱状の断崖とかすごいのだけれど、
閉抗時間がせまっていたというのと、トンネルのもつ息苦しさもあって、
渓谷そのものよりも渓谷トンネルの 「カネかかってんなぁ・・・」
って印象が強く、もう少し違った見せ方のほうがいいかな、
ともちょっと思った。
つづく・・・? かな。
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