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下仁田の小地

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先日、FB 内の記事で、
70a (アール) の畑で、アスパラガスだかタラの芽だか栽培しまーす、
といったような、やんわり広さアピールの農家記事を目にした。
これがべつに、北海道だの地方の平野部なら 「ふーん」 だけれど、
同じ群馬県内の、しかも北部山沿いの町の農家の記事だったので、
多少の驚きがあった。
わが下仁田町も山沿いというか内陸のどんづまり、
ほとんど山ばかり (しかもゴツゴツした岩山) で、
大地と呼べるような開けたところはあんまりない。
2、30アールもあれば、
「でっけぇー畑だの~」 と言われるくらいだ。
広い畑は、農家としてやはり自慢したくなるのもわかるし、
植え終えたとき、収穫し終えたときの達成感が格別なのもわかる。
しかし、思ってたよりうらやましいという気持ちが起きなかった・・。
理由はまあ、いくつか思い当たるが、
単純に、広い畑は植えていて飽きる・・・。
ラクラクな機械植えならまだしも、当農園の下仁田ねぎの植え付けは、
一本一本手植えの人力なので、広い畑は植え終わるまでが長く、
なかなか埒が明かない疲れもあって、中だるみというか飽きてくることがある。
以前、このブログで書いたけど *1 、
10アール程度の畑を、畑から畑へ渡り歩いた方が、
リズムがつきやすいし、気持ちも切り替えられるから、
本場の量産できない下仁田ねぎには合ってるんじゃないかと思う。
*1 ) 2014/4/30 『畑から畑へ。』
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Posted in 百姓二揆(ヒャクショー・ニッキ)

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