4、5年前から、(下仁田) ねぎ畑に、地元・下仁田の
コンニャク工場から出る産業廃棄物のたまごの殻を入れている。
くわしくは、以前、このブログで書いたのでそちらを。*1
*1) 2015/3/10 『下仁田ねぎと卵の関係』
で、今年は、父が入院しているため、
卵の殻のちらかし作業を自らの手でやることに。
卵の殻なんてささいなことで割れてしまうから、軽そうに思える。
だから、一袋づつ引きずって散らかそうとしたが、ビクともしない。
殻がビッシリ詰まって、岩のように硬くなっていて、
腰が抜けるほど重く、ウンともスンとも動かない。
しかたがないから、スコップでチビリチビリ散らかすことに。
これがまあ、地味にハードワークで、
たった一袋ちらかし終えるのに2時間くらいかかってしまった・・・。
身体のあちこちに殻と残り汁にまみれになり、
全身、卵の殻臭くなりながら、ちょっと思った・・・。
去年まで、タマゴは味をまろやかにマイルドにさせるイメージから、
下仁田ファームの下仁田ねぎは、甘みもさることながら味がマイルドで絶品になると
勝手に思い込んでいたが、すこし前の本ブログで書いた通り、*2
一年以上かかる露地栽培において、小手先のこだわりより、その年の天候に大きく左右される。
そう思うと、スコップがやたら重く感じられ、散らかし作業も無駄骨のような気さえする。
それでもまあ――、他人と違うことやるのは好きだから、やる。
自分がもし畑だったら、たまごの殻を入れられるのは 「イエス」 だと思うから、やる。
顕微鏡のような舌でないと違いを味わえないかもしれないが、
長い年月をかけてちょっとずつ土に分解されて、ジワジワ美味しくなるんじゃないか、
と、全身、たまごの殻クサくなりながら、懲りずに思ったのだった。
*2) 2016/2/12 『外様でなくて無様な大名焼き』
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