下仁田農業振興地域整備計画策定基礎調査業務 意向調査票、
というのが届いた。
漢字がばかみたいにダラダラ並んでいて、振興~あたりで読む気が失せるが、
質問事項に目を落とすと、えらく簡単な内容でタイトルとのギャップにちょっと気がぬけた。(苦笑)
最後の質問に、” その他 (農業に関することを自由に記入してください)”
と大きくスペースが取られてあった。
――で、頭のなかに、以前、取材でお会いした、*1
農産物コンサルタントの “やまけん” こと山本謙治さんのFB記事の一節が浮かんだ。
(下記文)
~
その土佐経済同友会が 「第一次産業活性化への提言」 というものを出している。
この内容が素晴らしくてちょっと絶句。経団連が出しているような、机上で考えただけの農業論とは違う。
「土佐的循環型共生社会に向けて」 という言葉が最初に出てくる。経済団体がですよ!そしてキメの一言が、
「高知県の第一次産業衰退が続けば、それによって支えられてきた集落やコミュニティ、自然環境、
そして風土や文化までが維持できなくなる。それは、決して、高知県民にとって幸せなことではない」
(一部略) 経済団体がこんな素晴らしい提言を出す。他のどんな指標が低くとも高知の意識指標は高いのだ!
~
わたしの地域の意識は、高知県のソレにくらべ、
(以前よりはマシになってはいるものの)
かなしいほど低いなーと感じているので、
よし、その辺を書いてやろう!と思ったけれど、
いざ書こうとするとやっぱりめんどう。
それでもちょっとばかり書いてみれば、
本場の下仁田の葱農家からすると、
あまり守られていないような気がするのです。
守られていないと言っても、約束とかルールとか、
品質とか伝統とかではなく、本場である産地が――、
ということです。
下仁田名産のコンニャクが、昭和村に取って代わられ、群馬のコンニャクになったように、
下仁田ねぎだって、ちかい将来、榛東村の名産になったり、
数の力で他地域産の、省力栽培物・下仁田ネギに脅かされることになるだろうし、
そうなると本場やら伝統やらもウヤムヤになりそうだし、いろいろと危機感を抱かざるを得ない。
ということで、米子のネギマン。
『ネギマン』 第1話 https://www.youtube.com/watch?v=kaq6Hx06LaM
ここ下仁田にも、本場の産地を守る下仁田ネギマン、乞う!
*1 ) 2013/12/20 『やまけんサンの出張食い倒れ日記~下仁田ネギ編』
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