ネットで トある記事タイトルが目をひいた。
その記事 ;
【芥川賞作家の羽田圭介氏、本の印税は 『2200万円』 テレビ出演 「小説を書くより稼げる」 】
12月3日(木)22時9分配信 http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20151203-00000350-oric-ent
その気になった箇所;
~ また、現在はタレントとしてテレビの出演が増えているが、「本を書くと1冊の原稿料は80万円くらい。
でもテレビだと3、4本出るとそのくらい稼げる」 とギャラ事情もぶっちゃけると、~
作家はテレビ出ると稼げるのか・・・。
わたしは、この5,6年、いろいろな理由で、年に1,2本のテレビに出ているが、
(クレジットの出るものや、単に農夫としてとか)
ちっとも稼げていない。
テレビに出ると、下仁田葱の注文がバンバン入るようなイメージをもたれるかもしれないが、
新聞や雑誌などの紙媒体とちがい、名前が出たって一瞬だから、結局、「下仁田ネギ」 で検索されて、
ネットの検索上位を占める業者の下仁田ネギが潤うだけで、まったくお金にならない。
(10年くらい前から、生産者の顔が見える云々っていうのが流行っていて、
農家は顔をさらさなくては儲からないような空気があったが、結局、顔をさらしても、儲けるのは業者ばかり)
テレビに出ると、時間は取られるし、放送をみた地元の一部の人などからは、
「テレビに出てるからって、いい気になりやがって」
なんて陰口たたかれたりするので、むしろ出損。
(先日も、YOUTUBEにあがっている「下仁田葱すき焼き」のPVをみた地元(植え替えをしていない)農家の人
から、あんまり「植え替え植え替え」っていうと下仁田ネギの消費拡大にならない、とケチをつけられたばかり)
作家と農家・・・、
作物の作り手である農家をちぢめれば、作家、
だけれど、作家とちがって、テレビに出てもちっとも儲からない。
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