第22回 すきや連・例会/米沢・金剛閣さんに行ってきた。
(農家という食べ物をつくる職業になった) いまでこそ、
米沢といえば米沢牛 がすぐに思い浮かぶが、
それまで米沢といえば、「なせば成る」 でおなじみの名君・上杉鷹山だった。
(一応、鷹山公の本は PHP本2冊、他1冊程度わかいころに読んでいる)
だから、せっかくの初・米沢、(忙しくて弾丸です)
米沢牛食べてとんぼ返りするのはもったいない、というより、
胃袋が満たされるだけじゃあ米沢に来た意味がない、
なんとか時間を削って、例会・受け付け時間の、1時間くらい前に着き、
上杉神社へお参りしてきた。
個人的にどうもブランド牛より歴史上の人物のほうに気持ちが向いてしまう・・・。
以前のブログ *1 でも、近江牛より中江藤樹だったし・・・。
とはいえコレは、自分探しの旅ではなく、仕事だ。
行きの新幹線のなかで、米沢牛の予習もかるくしたし、
(ダラス氏の子孫のその後がちょっと気になった)
肝心のすき焼きについて変わりどころを書いてみれば、
割下は味噌ダレ、きくらげ、ごぼう、緑のシラタキ、
椎茸は生シイタケでなく干しシイタケを戻したもの、など。
メインの米沢牛は、米沢藩の質素倹約のイメージとは大きく異なり、
豪華絢爛、肉に美しさを求める名人の米沢牛リヴロース、
口にした途端、とろけました。
毎回、宴会中に色紙がまわってきて、
すき焼きについての寄せ書きを書くのですが、
「鷹山公は上杉、米沢牛はうますぎ」
と思わず書いてしまったくらい。
で、口に入れたときの溶け具合がおもしろく、
勧められるがままに頂いていたら、
食べすぎて胃モタレしてしまった・・・。
なせばなったのか、
なんだかわからなくなった・・・。
*1 ) 2013/7/1 『しがたがないはなし』
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