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やはり暑いときに観たかった、

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気分が滅入りそうなくらいずっと雨なので、
観たかったとき、植え替え作業で忙しくて観られなかった映画でも観ようと、
レンタルDVD屋に行って、あったので借りてきた。
『日本のいちばん長い日』 という映画だけれど、
この夏封切のリメイク版ではなく、岡本喜八のオリジナルの方。
岡本喜八監督物は、在京の末期、古い日本映画を
集中的に観ていた時期があって、そのときに、
『侍』、『斬る』、『吶喊』 など10本弱程度鑑賞した。
で、この夏、ネットで、
平成の焼き直し版の 『日本のいちばん長い日』 の記事を見て、
未見だった、昭和の、岡本喜八の 『日本のいちばん長い日』 を観たくなったのだった。
が、わたしにとって、夏といえば下仁田ねぎの植え替え、
エネルギーのすべてが、植え替え作業に向けられるため、
観たいなぁと思いつつ、後回しになってた。
そんなこんなで、本来なら8月の14日あたりの、
うだるような暑い日に観るのがベストだろうけど、
汗どころか肌寒い雨の日にやっとこさ、観れた。
以前、このブログで書いたが、*1
さいきんの、なんでもかんでも、家族の絆を入れたがる傾向には
(幅広い層にアピールしたいんだろうけど)
ウンザリしていたので、そういうぬるまったいシーンが一切なくて、
非常によかった。
ただ、タイトル通り、長い映画だったので、
(寝そべって観ていたせいもあって)
身体に残っている ”植え替え疲れ” がじょじょに出て、
すさまじく緊迫感のある映画だったのに、
まぶたの重みに耐え伐れず、(半目で頑張ったが)
DVDを止め、20分くらい寝て、眠気を取ってから、
ふたたび再生するハメに。
月並みだけど、骨太で、暑くて熱い見ごたえタップリの作品だったが、
なんだか、いま時期 (8月の末) に感想めいたことを長々書くと、
夏休みの宿題やってるみたいな気がしないでもないので、
この辺で〆ます。(苦笑)
予告篇:「日本のいちばん長い日」 
キネ旬ベストテン(1967年)3位 監督:岡本喜八 
*1 )2015/2/22 「惑星間くたばるか」
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Posted in キオクのキロク

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