さいきんは、『熱中症指数』 なるものができて、ネットなどでよく見かけるわけですが、
このところの、わが地域の熱中症指数は連日の、【 危険 / 今日は涼しい室内で】。
さらにご丁寧に、「熱中症にならないよう、できるだけ外出は控えましょう」
などと町内アナウンスもたびたび流される。
そんななかで、下仁田ねぎの夏の植え替え (本植) 作業をしています。
春の仮植えしたネギを道具を使って掘り起し、
一本一本ひきぬいて、選別し、良質のものを一本一本植えなおす。
日のある間に、手作業で行うので、一日にできる範囲も限られます。
だから、炎天下のなかでもやらざるを得ない。
(夏の小学校の焼けた校庭で、一日中草むしりとか想像していただければ、
ある程度おわかりになるかと思いますが、日陰のない地べたは灼熱地獄です)
まさに命がけで下仁田ねぎの夏の植え替えをしているのです。
(が、下仁田ではない隣町の省力栽培の下仁田ネギ生産者などは、
「植え替えなんてしなくていいんです」 とシャアシャアいう人もいて、
わたしが、心底、隣町を好きになれない理由はそういうことなのです。苦笑)
ま、農家だから畑でコロリ逝くのもわるくはないですが、
まだまだ本場の下仁田ねぎを知ってもらいたいという気持ちがつよくあるので、
世間様と同じように 「あっつい、あっつい」 なんて言って、屋内で涼んでられないのです。
※6月末からはじめた畑も植え終わり (上)、2枚目の畑の途中です (下) 。
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