FB (フェイスブック) で知人がシェアした写真の記事内容が、
意表を突かれ、ハッとするくらい鋭くこころを突いたので、
写真 (左半分) および文をそのまま抜粋します。
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秩父の羊山公園に行って来ました。GWとあって大勢の観光客が訪れていました。
無惨な形容した武甲山 *1 を借景に杉林に囲まれた丘陵地の中の芝桜は、
どうにも違和感を感じてしまいます。必然性の無い風景は私の感性に響きません。
必然性のある風景とは正にそこにあって然るべしと言うもので、尾瀬ヶ原等は最たるものと思います。
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*1 )石灰岩が豊富に採取できるため、大規模に削れており痛ましい傷を負っている山。
さて、画像の右半分は、去年開園した下仁田ファーム・下仁田ねぎぼうず園です。
(今年は開園していません)
昨今、下仁田以外で生産された下仁田ネギが市場の9割くらい占めている中、
下仁田の地の下仁田ネギのネギ坊主なので、とうぜん、必然性のある風景、
正にそこにあって然るべし、な風景なのです。
わたしは、5年くらいの間に4度、下仁田ねぎぼうず園を開催しましたが、
必然性のある風景にとくべつに関心を寄せる人はあまりいない、ということ。
(尾瀬ヶ原は非日常な必然性のある風景)
世の中の人の多くは、取ってつけたような必然性の無い風景の
フラワーパークのようなものが好きで、わざわざ出かけるに値する、
ということ。
わたしは、たとえば桜でいえば、
桜山とか大量に植えられたものよりも、
一本桜のほうにこころ惹かれます。
なので、取ってつけたような必然性の無い風景のフラワーパークのようなものには、
わたしの感性にも響くことはなく、
記事内容がこころにとっても響いたのでした。
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