春は田舎です。
山々の木々が芽吹き、小鳥はさえずり、やわらかい風がそよぎ、かるい眠りに誘われる、
田舎の春は、うつくしく、のどかです。
そんなのどかさを、選挙カーが台無しにしてくれるわけです。
しかも、わたしのところは川を挟んで隣町と接しているため、
好きではない隣町のカンケーない選挙ノイズを繰り返し聞かされています。
きょうの午前は、「横尾さん」 という候補者の選挙カーだったけれど、
「よこお、よこお」 が、いつのまにか、「旅行、旅行」 と聞こえ、まいった。
「旅行、旅行でございます!」 って言われれば、あぁそりゃ旅行にいきたいです!
流行りの能登あたりにでもブラリ行きたいです!ってなるわけですよ、仕事中。
そんでもって、
たんなる名前連呼のときは、「よこお」 ⇒ 「旅行」 だけれど、
名前のまえに、「地元の」 とつくと、
「よこお」 が、「漁港」 に聞こえるのだ、不思議なことに。
ご存知のとおり、グンマーは海なし県で、
わたしの住む下仁田地方は、海からもっとも遠い地点のちかくにあるから、
必然的に、獲れたてピチピチ感ゼロ、海の幸・幸薄地域なのです。
なのですが、「地元の漁港をよろしくお願い致します」 って言われれば、
なんとなく、潮の香りとか磯の香りがしてくるような・・・。
春のネギ植えが始まり、毎日毎日ネギ植えまくって一週間ちょっと・・・。
あぁー、確実に、疲労の波の第一波がきているな、おれ・・・。