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ゆでガエルと冬の寝床

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 その昔、それこそ文字が立ってくるくらい熟読した本のなかに、
  ~
  住み馴れてしまえば、ちょうど冬の寝床のように自分の体温のぬくもりが、
  寝床であるその土地に伝わってしまう。そうなれば住みやすくはあるが、
  物を考えなくなる。寝床は冷ややかなほうがいい。
  ~
  という内容のことが書いてあって、忘れぬよう頭に刻みつけた。
 先日、サッカー日本代表関連の記事のなかに、同内容のものを見つけて
 ハッとした。
 その記事;
  「ゆでガエル」 の話をご存じだろうか。
  ビジネス等で現状の環境に甘えることに対する注意喚起の際に使われることの多い警句だ。
 
  2匹のカエルを別々の入れ物に入れる。一方は熱湯、もう一方は常温の水が入っている。
  熱湯に入れられたカエルは熱さを感じて一瞬にしてその入れ物から飛び出る。
  常温の水の中にいるカエルはそのまま水の中にいる。その水を徐々に熱していく。
  カエルは熱が上がる度に少しずつ適応し生き続けるが、ある温度に達すると熱さのため死んでしまう。
  つまりぬるい環境に慣れてしまうと、ある危機的な状況が訪れた時に対応できずに
  致命的な状態に陥ってしまうことを戒めたたとえ話だ。
 
  「自分たちのやり方は間違っていない。これまで成功してきたのだから継続していく。
  今モデルチェンジ (改革) するのはむしろ危険だ」。
  ビジネスの現場でも良く聞こえてくるゆでガエルの代表的な意見だ。
 先月の本ブログ記事のなかで *1 、
  ~
  積極的に大海に出て揉まれたいけど、
  井戸ばかり深く掘っているような感じになっている。
  それが進んでいるのか退化しているのか、
  いまはわからない。
  ~
 と書いたわけですが、「ゆでガエル」 の記事を目にして、
 思わず、ハッとし、「退化だ・・・」 と感じました。
          ◇
 
 その理由を、具体的に書くつもりだったのですが、
 パワーがなくなってしまいました・・・。
 ついこの間、温泉に浸かりに行ってきたばかりだけれど、
 あいかわらず身体が重くて、気力もアップしていない。
 (まあ、一泊2日くらいじゃあ、気休め程度・・・)
 なので、このブログも滞りっぱなし・・・。
 それもナンなので、以前、途中まで書いたものを
 つなぎに上げてみました。
 *1 )2015/1/15 「ヨレヨレの1月」
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Posted in キオクのキロク

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