一般的な省力栽培物の下仁田ネギのとちがって、
本場・下仁田・馬山地区・下仁田ファームの下仁田ねぎ栽培は、
夏に 「植え替え」 という気力体力を激しく消耗する作業があるため、
その反動で、9月10月は 身も心もかるいバーニング・シンドローム状態になる。
それと同様に、去年の10月末から11月のコンニャク掘り、
そして、下仁田ねぎの御歳暮出荷の繁忙期である12月を
毎日朝から晩まで時間と身体を酷使し、ぶっ続けで仕事をした、
(大晦日・正月も、直売所・帰省客用のネギの掘り取り・納品)
その反動が、まあ、このところ来ていて、、、
ネギ掘り、直売所出しと注文分発送、ネギの引き上げ作業、
最低限のルーティンワークはかろうじてこなせるけれど、
それ以外の、今まで忙しくてできなかった仕事 (たんまりある) に
取り組む気力が出ず、身体も重くて手をつけられない。
なにもかも厭になるって言ったら大げさだけど、
ちょっとオーバーに言ってみれば、
すべて投げ出して、秘境の温泉宿にでも行き、3日くらいボンヤリしたい。
まあ毎年のことでは、あるのですが・・・。
毎年のことで、そうこうしているうちに1月が終わって、
半端な2月はあっという間に過ぎて、
気が付けば3月で、始まりの準備という、
毎年のパターン・・・。
片付けられないことだけが毎年たまってゆく・・・・。
立ち止まって、腰を据えて整理したいことが山積みだが、
立ち止まるときは、横になって身体を休めることとなるから、
動きながら (下仁田ねぎを栽培・販売しながら)、
それ以外のことは、できることだけをやっていくしかないのかな・・。
積極的に大海に出て揉まれたいけど、
井戸ばかり深く掘っているような感じになっている。
それが進んでいるのか退化しているのか、
いまはわからない。
疲れて、いまは考えられない・・・。
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