7月に、東海道・山陽新幹線のグリーン車のみのフリー旅行雑誌 『ひととき』 の 「おいしい風土記」
~下仁田コンニャク編/群馬やまふぐ本舗・刺身こんにゃくの妙味~ の取材に同行したことを
このブログで書いたが *1 、できたがった本が届いた。
さすがはプロのカメラマン (立木義浩氏のお弟子さんだったとのこと)、
ウチの蒟蒻畑がウソのようにきれいで、圧倒された。
(同行した日は曇り/雨だったが、晴れた翌日取り直すためにまた畑に来たとのこと)
お世話になっている先生の書く文章も、いつものようにゆっくりと流れるテンポで、
表現の妙を楽しませてくれる。
いくつか書き出すと、
下仁田こんにゃくマスター佐々木さんの、こんにゃく芋の薄切りを ”天日乾燥” して粉末にした
昔ながらのコンニャクを、「日なたの香りがする風味」という洒落た表現や、
こだわりの練り加減・凝固剤の箇所の、「ゆるやかにきき、まるやかに固まる」
といった思わずメモしたくなるフレーズなどなど。
添えられた写真の、冷たい湧き水の中に浮かぶできたてのコンニャクが
ほんとうにがぶりつきたくなるようなコンニャクだった。
*1 )2014/7/11 『ぴかぴか自慢』
◎群馬やまふぐ本舗:http://www.yamafugu.jp/
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