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折れ折れなオレ

 イメージ 1

 
高品質の下仁田ねぎを作るためには、超強力な粘土質の土壌が必要だ。
固い粘土質の土が、中身の詰まった良い下仁田ねぎを作る。
ただ、粘土質の土壌は非常にやっかい、扱いづらくて面倒くさい。
雨が降れば粘るし、乾けばコンクリのように固くなる。
 
 
7月末、畑が乾きすぎて、土が泣きたくなるほど固くなって、フォーク (ネギを掘り起こす農機具) の爪がアチャラカし始め、
それでも続けて使用していたら、ついに爪がパキンと折れた。
 
10日前くらいにも一本ダメにしたので、この夏はこれで2本目だ・・。
 
通常、道具は実家にたくさんあるから、それを使用していたが、やっぱり、爪の太さ・長さ・角度などたしかめつつ、道具から自分で選ばにゃ駄目だな、安くてちゃちいのではなく、国産のいいやつを。
 
ということで、ちかくの農的ホームセンターに。
 
が、悲しいかな選択の余地なし・・。使用しているヤツと似たようなフォークが1種類のみ、しかも、チャイナ・メイド。
 
ああ中国製はヤだな~、国産の良い道具で下仁田ねぎを作りたいなぁ・・、とフンギリがつかず農機具コーナーをだらだら歩いていたら、奥の隅にでかいフォークが!
 
値もチャイナ・メイドのやつの倍以上だが、商売道具にケチってはいけない、と思いつつも、ちょっとだけ迷って、えーい!とレジへ。
 
従来のものより頑丈というか屈強というか、軽量アルミの時代に逆行するかのようなハガネ系・ヘビー級な代物で、レジの女性に、「こちらは大きいほうですね」 と念のための確認された。
 
さて、その使い勝手というか使い心地というか感想を述べてみれば、爪が今までの、細くて丸い形状から、3倍くらい太くなってしかも角型 (四角) の爪になった分、土を起こすときのストレス (曲がったり折れたりする心配) がなくなった。 (頑丈バンザーイ!)
 
だから土に刺してしまえば、ものすごーくラク!
 
だけど、爪が3倍くらい太くなってしかも角型 (四角) の爪になった分、逆に固まった土に刺すのが、すごーくたいへん! 
 
それでもナニクソと、足でガンガン踏み込んでいたら、(地下タビは靴底がすごく薄いので) 足裏が赤く腫れあがるほど痛みが・・・。
 
これも勉強代、これは未来のおれに対する投資だ、という風に自分に言い聞かせていたら、なんだかへんなところに火が付いてしまい、もうこの際だから、近所の農的ホームセンターで気になっていたもうひとつの道具、軽量アルミ製土起こし器 「耕すべ~」 も試してみよう、と次の日買ってしまった。
 
こちらは、値段も安いし、家庭菜園向けというのもあり、まったく使い物にならなかった・・・。
 
フォークの爪が折れたら、骨折り損になって、気持が折れかかった・・・・。
 
 
豊穣ネギ掘りフォーク4本爪 ¥7179
アルミ土起こし器耕すべー ¥2550
 
 
※きょうは、下仁田ねぎのテレビ撮影の予定だったが、あいにくの天気のため、延期。
 なので、以前、途中まで書いて放置状態だった記事をがんばって書いてみました。
 
 
 
 
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Posted in 百姓二揆(ヒャクショー・ニッキ)

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