先日、「道の駅しもにた」男性トイレ壁とアスファルトの隙間に、
杉の幼木というか苗? 芽? が生えているのを見つけた。
メディア的には、「ど根性杉の子」 っていう感じだろうが、
わたし的には、その先見の明の無さというか未来の無さ加減に、「明日なき杉の子」 としか思えない。
植物は、いったん根を下ろしてしまったら、そこから動けないのが辛いな、と思う。
農家も同じ、畑のある場所から離れられない・・・。
在京のころ、引っ越し好きだった。
フーテンの寅さんやウエスタン映画に出てくる流れ者に、男のロマンを感じるほうだ。
その土地にずっと居なきゃいけない、ということを考えるだけで息が詰まる・・・。
まあでも、なにもそんな目で 「明日なき杉の子」 見ないで、
ふつうに 「ど根性杉の子」、がんばれ!って思えばいいのかもしれない。
栄養も日当たりもよくない場所で、気合いと根性で奇跡的に成木になったら、
けっこう名所になったりして。
よし、あたたかい目で見守ってやろうじゃないか。
で、きのう、もうすこしアップの写真を撮っておくかと
男性トイレ壁際に目を向けたら、ない!
まばらに生えていたその他雑草共々、きれいになくなっていた・・・。
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