メニュー 閉じる

スギの木と勁草と下仁田ネギ

 イメージ 1
 
 画像は、2月の大雪の影響で折れた杉の木。
 
 あちこちの山林で倒木を見かけるたび、
 下記の中国古典のことばを思い出した。
 
     「疾風に勁草 (けいそう ) を知る」    ~ 後漢書・王覇伝 *1
 
 
    風のない日には、強い草も弱い草も区別がつかない。
    だが、ひとたび疾風が吹き荒れると、強い草は風に抗して立っているが、
    弱い草はとたんに突っ伏してしまう。
    疾風の日になって、はじめて強い草の真価が発揮される。
    人間もそれと同じこと、危険や困難に出会い、逆境におちいったときに、
    はじめてその人間の真価が発揮される。   
                                    ~「大学・中庸/守屋洋
 
 もうすぐ4月だけれど、2月の大雪の影響をもうひとつ。
 
 2月の大雪の影響で、もうすぐ4月だというのに、
 下仁田ねぎの苗の伸びがわるい。
 
 やはり、2,3週間、雪かぶっていたから、
 1か月分くらい成長が遅れている。
 
 今年は春に再トライすることがあるため、
 すこしでも早めにネギ植え (仮植え) をスタートさせたかったのだが・・・。
 
 予定が狂って、頭が痛い。
 
 
 考えてみれば、去年の今ごろ、暴風が吹き荒れた夜、トラクターが盗まれた。 *2
 それで一年、勁草のごとくモーレツに仕事しまくった。
 
 逆風はしょっちゅう。
 
 勁草とは、風雪に耐える強い草のことらしいが、
 風雪に耐えてる下仁田ねぎ同様、わたしも勁草にならないといけないのか・・・。
 
 ホンネをいえば、ヤナギになりたいのだが。
 
 
 
  *1) 『後漢書』 (ごかんじょ)は、中国後漢朝について書かれた歴史書。
  *2) 2013/3/21 『トラクターが盗まれた! 』
     http://blogs.yahoo.co.jp/yesornouca/66402042.html
 
 
 
.
 
Posted in 百姓二揆(ヒャクショー・ニッキ)

関連記事

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です